2008.06.12 (Thu)
『「婚活」時代』
実際に、「婚活」していた女性から、「この本って、もう読んだ?」と尋ねられたのがこの『「婚活」時代』。「就活」でもなく「とんかつ」でもない(爆)
「パラサイト・シングル」の山田昌弘さん。今は中央大学の先生。昨年、京都伊勢丹の地下食品売り場でお見かけした、「勝手に知人」の同じ山田つながりの山田昌弘さん。そして、白河桃子はん。本を紹介した友人が「亮さん、白河桃子、苦手なんだっけ?」と書いてたけど、「白河桃子ぉ?あんまり気にしてませんけど…というか誰?」と思ってました。
読み進めていくと、
「NPOファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんが、シンポジウムで「ワーク・ライフ・バランスを実現する代わりに、あきらめたり捨てたりしたものはありますか?」と質問された時、「男の沽券ですね」と答える場面があったのが印象的でした」(34ページ)
という記述が。
アハハ…そのシンポジウム。僕もその場にいましたよ。そうかそうか、そうだったのか。あの人だったのか。というか、過去のAERAの記事を読み返すと、けっこうAERAで少子化についていろいろ書いてた人なんですね。
というわけで、著者二人に半径3メートル以内で接近したことがあるという本でございます。
で、その内容ですが…結婚しない・結婚できない事情や社会背景を知るにはイイ本です。「最近の若いヤツらは、結婚しない」と仰る、僕たちのお父ちゃんお母ちゃん世代の人と、これから息子や娘が結婚する親世代にはおもしろい本だと思います。「言い得て妙」な部分も多々あります。言葉の選び方などは、「さすが!」と思わせるセンスの良さがあります。
ただし、結婚しない・結婚できない当事者世代にとっては、なんだかちょっとオモロナイ本ではないかと思います。僕が思うに、この出版物が落ちた一番根深い落とし穴。それは…
結婚は目的なのか?手段なのか?という点です。
「とにかく結婚しようよ!」という論調で貫かれているこの本には、「結婚したらどうなる」がゴソッと抜け落ちています。
「婚活」に「エイヤ!」と踏み込めない一番の原因は、「そもそも結婚してエエことってあるの?」という素朴かつ現実的な疑問ではないかと思います。「就活」は少なくとも「就職が決まると、仕事はシンドイかもしれへんけど、経済的には就職しないよりはエエはず」という動機付けがあります(僕もあったと思う。たぶん)。それに比べて、「婚活」の結果、手に入れる結婚生活というモノが、実は、「ホンマにエエもんなんか?」「週刊AERA見てたら、結婚生活も子育て生活も、シンドイ記事ばっかりやん」であり、必ずしも「婚活っ頑張るぞぉ!」という気持ちになれないんじゃないでしょうか?
結婚という、楽しい生活のための手段が、この本では完全に目的化されています。だから、白河さんが執筆担当する第6章の「1 ここまで進化した!結婚情報サービス」「2 親の代理見合い」「3 合コンも進化する」…が、なんだか活き活きした文章に読めるんです(笑)
で、悟ったわけです。
この本は、論理が一回転しているんだと。
つまり
「『婚活』なんてアホらしい」
「結婚さえしてりゃエエの?」
と吹っ切れた人達へのエールなんやと。
本体価格(税別)1000円で200ページ弱を使って導かれたこのギャグ。
壮大なオチが待ってました(^^;。
次は、「出産活動」時代を扱う、『「産活」時代』か?(笑)
「パラサイト・シングル」の山田昌弘さん。今は中央大学の先生。昨年、京都伊勢丹の地下食品売り場でお見かけした、「勝手に知人」の同じ山田つながりの山田昌弘さん。そして、白河桃子はん。本を紹介した友人が「亮さん、白河桃子、苦手なんだっけ?」と書いてたけど、「白河桃子ぉ?あんまり気にしてませんけど…というか誰?」と思ってました。
読み進めていくと、
「NPOファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんが、シンポジウムで「ワーク・ライフ・バランスを実現する代わりに、あきらめたり捨てたりしたものはありますか?」と質問された時、「男の沽券ですね」と答える場面があったのが印象的でした」(34ページ)
という記述が。
アハハ…そのシンポジウム。僕もその場にいましたよ。そうかそうか、そうだったのか。あの人だったのか。というか、過去のAERAの記事を読み返すと、けっこうAERAで少子化についていろいろ書いてた人なんですね。
というわけで、著者二人に半径3メートル以内で接近したことがあるという本でございます。
で、その内容ですが…結婚しない・結婚できない事情や社会背景を知るにはイイ本です。「最近の若いヤツらは、結婚しない」と仰る、僕たちのお父ちゃんお母ちゃん世代の人と、これから息子や娘が結婚する親世代にはおもしろい本だと思います。「言い得て妙」な部分も多々あります。言葉の選び方などは、「さすが!」と思わせるセンスの良さがあります。
ただし、結婚しない・結婚できない当事者世代にとっては、なんだかちょっとオモロナイ本ではないかと思います。僕が思うに、この出版物が落ちた一番根深い落とし穴。それは…
結婚は目的なのか?手段なのか?という点です。
「とにかく結婚しようよ!」という論調で貫かれているこの本には、「結婚したらどうなる」がゴソッと抜け落ちています。
「婚活」に「エイヤ!」と踏み込めない一番の原因は、「そもそも結婚してエエことってあるの?」という素朴かつ現実的な疑問ではないかと思います。「就活」は少なくとも「就職が決まると、仕事はシンドイかもしれへんけど、経済的には就職しないよりはエエはず」という動機付けがあります(僕もあったと思う。たぶん)。それに比べて、「婚活」の結果、手に入れる結婚生活というモノが、実は、「ホンマにエエもんなんか?」「週刊AERA見てたら、結婚生活も子育て生活も、シンドイ記事ばっかりやん」であり、必ずしも「婚活っ頑張るぞぉ!」という気持ちになれないんじゃないでしょうか?
結婚という、楽しい生活のための手段が、この本では完全に目的化されています。だから、白河さんが執筆担当する第6章の「1 ここまで進化した!結婚情報サービス」「2 親の代理見合い」「3 合コンも進化する」…が、なんだか活き活きした文章に読めるんです(笑)
で、悟ったわけです。
この本は、論理が一回転しているんだと。
つまり
「『婚活』なんてアホらしい」
「結婚さえしてりゃエエの?」
と吹っ切れた人達へのエールなんやと。
本体価格(税別)1000円で200ページ弱を使って導かれたこのギャグ。
壮大なオチが待ってました(^^;。
次は、「出産活動」時代を扱う、『「産活」時代』か?(笑)
すみません。
この本に出て来るサンプルに対して、ことごとく反対をしてます。
そういう意味では、「ヘンなヤツですんません」というサンプルです。
かつて、「面達」という本があり、就活の面接で、みんなが同じような答えをして、面接官が「みんな同じやんけ!たまには違うコト言う学生おれへんのか?」と言ってた時代がありましたが…1961年生まれの白河さん。1959年生まれの中谷彰宏さん(「面達」の著者ね)。ホラ、同世代(笑)
この本に出て来るサンプルに対して、ことごとく反対をしてます。
そういう意味では、「ヘンなヤツですんません」というサンプルです。
かつて、「面達」という本があり、就活の面接で、みんなが同じような答えをして、面接官が「みんな同じやんけ!たまには違うコト言う学生おれへんのか?」と言ってた時代がありましたが…1961年生まれの白河さん。1959年生まれの中谷彰宏さん(「面達」の著者ね)。ホラ、同世代(笑)
え〜とですね何となくなんですが、結婚できない&結婚しない、どちらもコミュニケーションが苦手な人たちなのかなと思っています。
自分からアプローチやコミュニケーションを図れない人(特に男性)が増えているのかもしれませんね。
自分からアプローチやコミュニケーションを図れない人(特に男性)が増えているのかもしれませんね。
ヤギッチ |
2008.06.13(金) 18:53 | URL |
【編集】
まさに、その通りのコトを本には書いてましたよ。
僕もそういう実感があります。
「ガラスの王子様」という記述がありました。
僕もそういう実感があります。
「ガラスの王子様」という記述がありました。
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山田さん、白河さんは一度でもご結婚されたことございますでしょうか?
あるとして、そのお相手はどうやってお選びになったんでしょうか?
して…そのお相手はいかなる人物なのか。
あ、地雷踏みましたか?