成熟化する日本社会
2011.01.02 (Sun)
昨日のブログで、初詣に出掛けたことを書きました。その時に触れようかと思ったのですが、分量が多くなりそうだったので、今日に回しました。
昨日、初詣の行列をしていて、あることに気が付きました。それは行列の中でタバコを吸っている人がいなかったコトです。昭和時代なら、あれだけの人がいれば、必ず一人や二人はタバコを吸う人がいました。今でも、少し地方に行けば、「ところ構わず」というか、むしろ「なんでダメなの?」という感じです。
あの場所あの時だけの偶然かもしれませんが、誰もいなかったという瞬間があっただけでも、とてもエエことやと思います。子ども連れの人も大勢いました。風も吹いてましたから、一人の副流煙は大勢の人が吸い込むことになります。喫煙者がそういった周囲のことを考えて「ちょっと控え」られる社会になってきたのかもしれません。日本社会は確実に成熟してきていると思います。
この成熟化は、一方では、破天荒で爆発的な活力を失うことにもなりますが、それでも僕は成熟化の方が、優しく、ノンビリしていて、地に足がついたイメージでイイと思います。ガツガツと他人を押しのける競争力も、時には大切かもしれませんが、急ぎの用事があっても、抱っこしてベビーカーを押すお母さんに「どうぞ」と道を譲ったり、レジでユルユルと支払いをしているお祖母さんにも、イライラせずに待てる自分でありたいと思います。
一年の最初に、日本の成熟化という、ちょっとイイ風景に遭遇できました。今年はなんだかエエことありそうです。
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私も、本当はのんびりしている人なんですが、どうもそうは思われず、自分のやりたいことを人を押しのけてでもやり通そうとすると思われています。(現在、調査中の労災申請のある上司からの発言から)もともと大きな組織で、人を押しのけて出世するようなタイプではないのですが、そのように思われていることがとても悲しいです。いつか、世の為、人の為に働けるような仕事を目指して奮闘中です。
亮さんの、いつもあったかいブログを読ませていただき、心がほっとさせられます。
亮さんのツイッターから、任先生の体の調子が悪い様子。とても心配です。任先生にもよろしくお伝えください。大きくなった加奈子ちゃんにも会いたいなあと思います。