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NHKスペシャル「ワーキングプア?働いても働いても豊かになれない?」

2006.07.26 (Wed)

録画していた、NHKスペシャル「ワーキングプア?働いても働いても豊かになれない?」を見ました。朝一番で見ようかと思ったのですが、導入部分から重い感じがしたので、加奈子を保育園に送り届けた後、家事を一段落させてから見ました。

「がんばれば道は開ける」「一生懸命働けば報われる」という言葉がむなしくなりました。もはや個人の領分を超えた貧困化で、とても他人事とは思えません。このブログのタイトルのように、「アンチマッチョに主夫生活」などと言えるのは、本当に今、たまたま言えることなのであって、主夫生活は、まさに「一寸先は闇」状態です。

和子さんにもしものコトがあったら…加奈子に重い病気が発見されたら…買い物の帰りに事故に遭い重介護状態になったら…「持たざる者」は、ほんの些細な出来事によって生活が転落する危機を孕んでいます。時々、そのことを忘れてしまいますが、その危機は「今ここにある危機」であることを再認識しました。

ドキュメントの中に出てきた人達は、みな誠実そうだしまじめに働く人達でした。その中でも、宮城県石巻出身34歳の男性は、とくに誠実そうだったし、まじめだし、なによりも驚いたのが、今どき珍しく達筆だったことです。学歴は高卒となっていましたが、丁寧にキレイに字の書ける人は、機会さえあれば仕事をキチンとできる人だと思うのです。まともな人がまともに暮らせない社会でいいのか?と思います。

番組中に登場した人や、僕の知人のワーキングプアへのキッカケは、不況地方の出身だった、妻の死と会社の倒産が重なった、妻の介護が必要になって会社を続けられなくなった、稼ぎ頭の夫が鬱になった…など、誰にでも起こりうる出来事でした。

誰にでも起こりうるワーキングプアという事態。なのに、そこからの脱出は自己責任の一点張り。「本人の努力が足りない」という人が、本当に這い上がろうとしている人達よりも努力しているか、僕には疑問です。
16:09  |  日々の出来事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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