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イスラムブーム?

2016.06.30 (Thu)

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大学院時代に出入りしていた民間研究所の友人が「近所にオモロイ店がある」と言うので、連れだって加奈子も連れて行ってきました。

ダールタジン」というその店は、モロッコ料理店。しかも「日本初にして唯一!100%ハラールのモロッコ料理レストラン」との触れ込み。

先日のジャメシリ(この記事)に続いて、これまたイスラム系のご縁。モロッコ料理と言えばタジンだけど、他はいったいどんな料理が?などなど興味津々。

初めての店だし「ランチで様子見でも…」と思っていたら、「ラマダーン中はディナーのみ。19時から営業」と事前情報が。そこれ一抹の不安が…店が開くのは19時としても、訪れた26日の日没は19時15分。すぐには食べられないだろうな…と覚悟。

19時きっかりに店には着き、お冷やとお手ふきは出てきたけど、オーダー考えたりしているうちに、時間が過ぎ、気が付けば19時17分頃。そういえば、さっきから急に厨房が忙しそうになったな…という感じ。ちゃんとラマダーンしてたんですね。

で、待って待ってやってきましたモロッコ料理。手前から時計回りに、鶏のタジン、鶏のケバブ、牛肉とドライフルーツのタジン、鶏のクスクス(だったかな)。もっとスパイスがきいた辛い料理かと思ったら、意外や意外、素材の味を楽しめる薄味。京都風にアレンジしてるのかもしれないけど、それにしても調味料だらけの某京料理屋よりもはるかに薄味。

スープとサラダとメインが付いて、だいたい1500〜1800円。あ、ミントティーも付いてました。
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ミントティーは、こういう感じでサーブしてくれます。この帽子!トルコのイメージだったけど、調べてみると、フェズというこの帽子の起源はモロッコのフェズ市だそうな。知らんかったぁ!

2人兄弟の店らしく(弟はちょっとジャン・レノに似てる)、椅子やテーブルやらインテリア、タジンの揃え具合、どことなくズッコケた大らかさを感じます。ノンアルコールの晩ご飯という点で、のんべえのリストからは外れるかもしれないけど、下戸であったりアルコール依存対策中の人なら、隣で飲んでるのが気にならず安心して行けるはず。

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ジャメシリ、ハラールのモロッコ料理と続いて、今日のお昼は残ったご飯でひよこ豆のカレーライス。ひよこ豆と言えば、「フムス」や「ファラフェル」ですが、今回はレトルトカレーで。

最近、やたらと南アジアから中東、北アフリカというイスラム圏とご縁があります。ちょっとしたイスラムブームが起こっています。とくに改宗したとか、興味があるというわけではないけど、これも人の交流が世界規模になってきていることの現れでしょうか?

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最初、気が付かなかったんですが、このレトルトの箱にもハラールのマークが!しかも100%ベジタリアンのマークも!!一体とどこで手に入れたのやら?味は、わりとパンチのある辛さで、肉のない100%ベジタリアンとはいえ、全然物足りないわけでなく、食べ終わる頃には腹一杯!!

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実は、このレトルトカレー。賞味期限は2015年10月。昔は、こういうものを食べると、即座に身体が反応して、トイレの住人になったもんですが、近頃わりと平気になりました。胃腸が強くなったのか、それとも加齢で鈍くなったのか、あるいは和子はんの強靱な胃腸に似てきたのか、お腹を壊すことも少なくなりました。食べてから8時間位経過してますが、まったく問題なし。

昨日は、家から天ヶ瀬ダムまでの往復を走り、久しぶりに体重が49.9kg台と50kgを下回り、25年前の体重になったばかり。しかし、今日の満腹カレーライスで、それも束の間のことでありましょう。
 
21:48  |  日々の出来事  |  Comment(0)

パキスタンからJam-e-shirinがやってきた

2016.06.25 (Sat)

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3日前、遠路はるばるパキスタンのラホールから東京を経由して、Jam-e-shirinが我が家にやってきました。Facebookの友達でパキスタン在住のおーのさんがラマダン中の晩ご飯に載せていた真っ赤な飲み物が気になり、質問したところ、「今度の帰国の際に持って帰って送りますよ」と仰ってくれ、届いたのが3日前。

その名も「Jam-e-shirin」。スペリングを見てもどう発音するのか?ですが、いろいろ動画をみると「ジャメシリ」と発音している感じ。

まずはPerrierで割って飲んでみました。甘いんですけど後に残らない甘さ。これまで口にしたことのない味ではあるけど、3日も飲んでると慣れてしまうこの味。結局、朝、昼、晩と飲んでる気がします。昼間、蒸し暑い時に飲むと、とりあえずスッキリ。想像するに、日中のラマダンが開けて、腹ペコなところに流し込むのが、この爽やかジャメシリ!なのでしょうか?日本でもボチボチの美味しさですが、きっと現地で飲むともっと美味しいんでしょうね。

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おーのさんは牛乳で割って飲むそうなので、それも試してみたら、こっちはマイルド。これはこれでイケます。レモンを絞って岩塩を加えて飲むというのが、現地風らしいのですが、それはまだ試してません。パキスタンのピンクの岩塩も一緒に送ってくれているので、後日トライします。と言ってるウチにPerrier割りで飲みきってしまいそうなので、「後日」とか「また」と言わずにサッサとやらねば!

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ラベルによると、材料は、砂糖、蒸留水、ハーブ抽出物(バラ、白檀、Ushna、Khas、Keora:後ろ三つは何かわからず)、食紅(E-102,E-124)保存料(E-211)とあります。謎のハーブ類3種にものすごく興味ありますが、白檀を英語でサンダルというのは知りませんでした。鎮静効果があるそうなので、蒸し暑い日に飲んで気持ちを落ち着ける効果は、白檀のものなのかも。

着色料のE-102はタートラジンで黄色系、E-124がジャメシリの赤を出している色素でしょうね。E-211は安息香酸塩系の防腐剤のようです。

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先日、ネット記事(この記事)で見かけた三条駅地下のハラール弁当。三条で髪を切った帰りに何気なく歩いていたら、まさに、そのハラール弁当屋が出ていたので買ったのが、この「ビリヤニ」。東京では「ソング・オブ・ラホール」という映画が上映されるようですが、その前売りのおまけが「ビリヤニ・Mixスパイス」だそうで、これまた一つラホールと繋がりました。

ラホールと言えば、この「Walled City of Lahore Authority」なんかを見ると、僕の中のエキゾチックイメージそのもの。ネットでのラホール旅行記などを読むと、インドとパキスタンの国境地だけど、国境でのイベント見学というツアーもあるくらい安定しているようです。飛行機のチケットを調べてみると、タイ経由で8万円代というのがありました。もっと高くて20万円くらいするのかと思っていたら、意外とお手軽な値段で驚き。

まったく行けないこともないな…とネット上のラホール旅行記をあれこれ読みふけり現実逃避。
 
16:55  |  日々の出来事  |  Comment(0)

2016 ビーナスマラソン in 白樺高原を走りました

2016.06.21 (Tue)

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2016ビーナスマラソン in 白樺高原に出場しました。マラソン大会に前泊で出場するのは初めて。ご近所ラン友である北堀公園ランナーズの中の、チームFedExの皆さんに混じって長野県蓼科まで、ラン友佐藤さんの運転する車で行ってきました。

朝の7時半に佐藤さんがお迎えに来てくれて、いざ出発!だったのですが、500メートルもいかないうちに「シューズ忘れた!」とUターン。なんともお間抜けな出発に。

行きの車内で、ビーナスマラソンに何度も出場している佐藤さん、山健さんからコース攻略法を伝授してもらい、現地に着いてからは、最後のヤマである17kmからの坂も回ってもらい事前学習。


「まだ続くの?」なこの坂道。事前に、頭に入れておけてホンマによかったと思います。ここを歩かずに登り切るのを目標に、序盤ペースを上げすぎないよう気を付けながら、当日を迎えることに。なにしろ日本一標高の高いハーフマラソンという、標高1500m以上の高地でコース中の最高標高は1689m。ポテトチップの袋がパンパンに膨れているくらいの空気の薄さ。未知の領域でのマラソンなので、不安イッパイ。あまりにもシンドイ場合は、ジョギングに切り替えて観光ランニングに変える覚悟も。

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さてさて当日。チームFedExは基本「慌てない慌てない」なアメリカンタイム。マラソン大会全体もノンビリした雰囲気。大都市での数万人規模の大会と違って、ピリピリしたところがなく、かなりリラックスしたスタート前の集合でした。「スタート!」の合図があって「あ、スタート?ホナ行きますか!」でした。

このページにあるように、まずはスタート地点から南に向かい、そして4.5kmで折り返す。ここまでで、けっこう追い抜かれました。序盤はユックリと思っていたので、気にせずノンビリと。折り返してからはほぼズッとかなりの下り。ということは、折り返しまではかなり登っていたのだと。あんまり登っている意識がなかったけど、ここでペースを上げていたら、もっとシンドいことになっていたかも…です。

下りも、あんまりツッコミすぎないように、ソロリソロリ。とにかく最後の坂まで温存。9km地点で、併走していた山健さんがトイレ休憩へ。11km付近で、名古屋から合流のチームFedExの青木さんがスパート。見る見る離され、一人ランに。

未舗装の林道を走り抜け、15km地点で、最後の坂道での足の痙り対策に「Mag-on マグオン」をチュ〜ッと補給。上り坂は17km辺りからと思っていたら、16km地点くらいから少しずつ登ってるではないの!早めにマグネシウムを補給してヨカッタ。

そして、いよいよあの坂へ。

すると、途中の「牛乳専科もうもう」の看板の向こうに、はるか前を走っていたはずのラン友川島さんを発見。牧場の写真を撮ってるでないの!「あれれ?!」と言うと「青木君に抜かれて歩いてしまった」と。5000mが得意という青木さん、さすがに速いな…と思ったら、少し先の18kmチョイのところで、今度は歩く青木さんを発見。「もぉダメ」と言うでないの。追い抜かせてもらいました。

そして、坂の最高地点という石柱を見ながら「ダマされへんでぇ」と次の坂へスイッチを入れ直し。歩くことなくさかを登り切れたので、序盤から中盤で抜かれた人達は、ほぼ追い付け追い越せました。この坂からは誰にも追い抜かれずに登り切り、坂の上からはゴールまで転がり落ちる感じで駆け抜けました。ペース配分は大当たりだったかな?

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スタート地点からゴールまでのネットタイムで1時間51分33秒。スタート合図からは1時間51分49秒でゴールしました。今回はチームFedExのエースランナーが不参加だったそうで、僕が皆さんの中で一番になりました。

スタート前に、「標高の高さと高低差があるので、他のハーフマラソンよりも、平均して10分くらいタイムが落ちる」と聞いていましたが、僕のハーフのベストが1時間44分19秒なので、7分14秒遅れということは上々ということでしょうか?高度上昇は384mなので、もっと高低差のあるマラソン大会(例えば12月に出る奈良マラソンは600m以上)もありますが、高地での384mはやっぱり特筆モノかもしれません。

今回も、給水エイドで飲まない作戦を展開。各エイドでのペースダウン&ペースダウンを避けると、僕はかなり楽。その代わり500mlのペットボトルを持って走ることになりますが…。最後の給水で「リンゴジュースですよぉ」が聞こえて、それだけは飲みました。少しくらいは楽しまないとね。

ビーナスマラソンは、参加人数がそれほど多くなく、ユッタリと走れる大会でした。これで天気さえよければ最高!なんでしょうけど、高地は意外と日差しがきつくて、むしろシンドイかもしれません。このくらいの曇天の方が走るには向いているかもしれません。ゴールした後、抽選会を待っていると、ポツリポツリからシトシトの雨が。そしてそこへ風が加わると、一気に気温が下がり、道路の温度標示では15℃に。半袖半パン姿でガタガタ震えての抽選会。さすがにギブアップしてホテルに帰り露天風呂へ直行でした。汗冷え防止のファイントラックを着ていても、止まっている状態では冷える一方でした。

初めて前泊で出場したマラソン大会。至れり尽くせりのラン友の皆さん、チームの皆さんのおかげで楽しいイベントになりました。家に帰ると、全身がコッキコキでした。走り終わってからの車での移動は、なかなかハードでした。片道5〜6時間の往復全行程をドライブしてくれた佐藤さん、ありがとうございました。
 
 
11:48  |  ランニング  |  Comment(0)

接続業者を変更!その結果は?

2016.06.17 (Fri)

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長きにわたってZAQを接続業者に使っていましたが、このたびSoftBank光に乗り換えました。

京都にケーブルテレビ回線でのインターネットができる!というニュースを聞きつけ、それまでのkyoto-inetから乗り換えたのがZAQ。電波受信の関係で当時暮らしていた地区全体がZAQのケーブルテレビエリアになっていたのもあって、設置費用もほとんど掛からなかったというメリットもあって、加入したのでした。2000年の6月頃では?

かれこれ16年後になりますが、「あまりにも遅い!」という和子はんの主張もあり、今回、乗り換えることに。

一番の問題点は、接続業者を変えることで、変わってしまうメールアドレスとWebサイト(いわゆるホームページ)のアドレス(URL)。初期登録者のメリットとして、わかりやすいアドレスが使えるというのがありますが、まさにそれを家族全員で取っていたのでした。仕事でもアドレスを使っているので、変更は非常にメンドウなことになるので、接続業者の変更をこれまで躊躇してきたのでした。

が、その問題点は、先日、和子はんのiPhoneの修理に行ったついでに案内された、SoftBank光の接続プランでほぼ解消となりました。メールアドレスとURLを残すためにZAQには最小限のプランで残る。インターネット接続やテレビ、電話は一括してSoftBank光に加入する。スマホの契約と合わせると、2社に接続料を払いながらも、これまでよりも少し高くなる程度。「速くなるなら、それもやむなし」という我が家の大黒柱のひとことで乗り換えることに。

SoftBank光というか、接続端末が少し減りました。同軸ケーブルと光ファイバーの違いなのかなんなのか、以前は圧が強すぎて減圧機を間に挟んだりしていて、しかもそれにも電源が必要だったりで、PC周りもテレビ周りもずいぶんゴチャゴチャしてました。今は、一つの機材の中に、電話接続や無線LANも含まれていてスッキリ。今の家に引っ越した時にもいくらか整理はできたはずなんだけど、さらに10年経って、スッキリも進んでいるように思いました。

さてさて、肝心の接続速度ですが、BNRスピードテストで測ってみたところ、ZAQでは60Mbps台(160Mコースでこれでした)だったのが、150〜200Mbpsまで出るようになりました。

もともと僕は「そんなに遅いかなぁ?」と思ってたんだけど、和子はんが「遅くて仕事にならん」というので変えた次第。これだけ速くなると、「これまで遅かったんやなぁ」と気付きました。

テレビ回線の工事は、これまでいろいろゴタゴタがありました。家を建てた当初はVHF/UHFアンテナで見ていたのですが、地デジ化する時にJ-COMのテレビも導入しました。ところが、その時の設置業者が困った業者で、僕の話を聞かずに勝手に家の外に線を這わせたり、バスユニットの上にセットしている各部屋への分配機をスルーさせてしまってました。クレーム対応で、別の業者に来てもらい、ようやくシンプルな回線と分配機を再セットできるようにしたのでした。

今回は、そんな経緯もあったのと、J-COMの設置業者が余分に通した回線なども考慮しながら、一番短距離で分配機も活かしながらの配線となりました。追加工事はほぼゼロでした。ただし、SoftBankのこのプランの売りだった、タブレットで、どこでもテレビは使えないことに。僕はテレビをそこまで見ないし、回線がシンプルな方がエエので、全然問題なしです。

で、家中のスマホやタブレット、PCなどの設定を変更した数時間後、和子はんがご帰宅。さっそくスマホの設定を変更。問題のPCで速度を測ってみたら…あれ?思ったほど速くない。LANケーブルが遅い規格?と新しいのに変えてみても今ひとつ。そのケーブルのまま僕のMacBookAirで測ってみると…けっこう速い。つまり…ネットが遅いというよりも、むしろ和子さんのLet's noteに問題が?

さすがに、それはないやろ…ということで、しばらく様子をみてみることにします。
 
22:22  |  PC  |  Comment(0)

身延線内船駅まで行ってきました

2016.06.16 (Thu)

山梨県のぴゅあ峡南で講演しました(講演のレポートはこちら)。その往復の模様です。

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ぴゅあ峡南は8年ぶりの訪問でした。前回は、京都→(新幹線)→静岡→(特急ふじかわ)→内船と行き、講演の後は内船→(特急ふじかわ)→甲府→(スーパーあずさ)→立川でした。その時の西富士宮駅から沼久保駅にかけての車窓です。本来なら、向こうには富士山がドーンと見えるはずなのですが、見事に雲の向こう。この時は11月でした。今回は!と期待も込めての内船往復でした。
 
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ちなみに8年前に内船駅に降り立った僕です。顔が丸くてパンパンです。今よりも6kgくらい重たい頃です。

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そして今回!まずは、静岡から特急ふじかわに乗り換え、由比駅あたりでの富士山を…まったく見えません。この辺りは、海側の座席から富士山が見られる貴重なポイントなのですが、見事にアウト!でした。

由比駅近くというと、台風の中継で、大波が打ち寄せて東名高速道路が閉鎖される場所としてお馴染みですが、車窓の向こうは、まさにその場所です。

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そして、西富士宮駅から沼久保駅にかけての車窓も、撃沈でした。

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天気が良ければ、こういう風景に出会えるようですが、まだ一度もお目に掛かったことがございません。残念。

前回も、そうでしたが、特急ふじかわは、とくに身延線に入ってからはノンビリ走っているので、揺れも少なく乗り心地よかったです。3両編成の2号車に乗りましたが静かでした。

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帰りは、いい時間帯の特急がないので、各駅停車で身延線を南下します。特急ふじかわは、この各駅停車を追い抜かない特急なんですね。追い抜きのできる駅がないというのが正解でしょうか?西富士宮駅からは、本数が多いのですが、内船から富士駅までは1時間に1本か2本。そのうち3本に1本が特急という運行です。追い抜くもなにも、そもそも運行の間隔が開いてるので通過しても追い付かないですね。

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各駅停車は、こういうボックス座席。ドア付近だけはロングシートの、昔でいう(今も言うのかな?)近郊型座席でした。12:54内船駅発という時間帯も影響していたのか、各ボックスに一人ずつというユッタリ座席。

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特急もノンビリ走ってましたが、各駅停車もノンビリです。身延線は、甲府に向かって左側(つまり富士川側)にしか座ったことがありませんが、西富士宮駅の富士山も含めて、きっとコッチの方が車窓が楽しめると思います。こんな感じののどかな車窓が続きます。前回は、11月の晩秋風景だったけど、今回は緑の多い風景です。

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身延線から東海道線に乗り換える富士駅で見かけた電気機関車EF66-36。大阪の吹田機関区所属でした。塗り直されてるのかピッカピカ☆

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静岡駅で少しばかり打合せをして、さぁ京都へ帰るぞ!と新幹線ホームに上がって気が付いた!

1時間前の新幹線の切符を手にしているでないの!!新幹線改札を通る直前に発券した新幹線の切符。それもエクスプレス予約のポイントが溜まったので取ったグリーン席券。

ホームの乗務員室を尋ねてみる。「これ、1時間前の切符なんですけど…」「あらら〜グリーン席ですかぁ。あ、10号車に乗務員がいますので、そこで問い合わせてみて下さい」「乗っても大丈夫ですか?」「大丈夫です」とのこと。

10号車の車掌室を尋ねると、
「あれまぁ!出発時間を過ぎてたのに発券されたんですね?」
「そうなんですよ。なぜか…」
「え〜っとですね」
とレイの端末で座席を調べる車掌さん。
「喫煙席禁煙席どちらがいいですか?」
「禁煙席で」
「はい!では8号車の14番A席に振り替えましたので、どうぞ!」
でした。

さいわいにも、ひかりのグリーン席だったせいか、受け取ったグリーン席をキャンセル扱いにして、乗っている1時間後の便の席を割り振ってもらえました。普通の指定席券だと「自由席に回ってね」になるのでしょうけど。

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チョロリと触れましたが、この車両、最新のN700系ではございません。前の700系です。窓際席と言えども、グリーン席と言えども、コンセントはございません。事前に知っていたので、静岡駅でのミーティングはコンセントのあるサンマルクカフェにしてもらいました。

この700系はJR西日本所属の700系でした。JR東海の700系と比べると、少しずつ違いがあります。普通車の座席がクロっぽかったりしますが、グリーン車も独特です。座席裏のテーブルがなかったり、照明のボタンが肘掛けの上についていたり。照明なんかは少し無駄が多いよう作りですが、そこがエエのです。300系のグリーン車はもっと無駄な感じがありましたが、今のN700系のグリーン車は効率的に作業できそうな作りですね。

そして、700系グリーン車は座面が高いのかどうなのか?短足な僕には高すぎて、今ひとつ落ち着かないのでありました(∩_∩)ゞ あんまりグリーン車で落ち着くぅ〜という感じがしないのです。N700系の方は、シックリ落ち着くんですけどね。残念ながら、静岡に停車する下りの「ひかり」は午後以降N700系が割り当てられていないのです。
 
23:45  |  旅行  |  Comment(0)

クリック合戦を経て奈良のスタートへ!

2016.06.15 (Wed)

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マラソンブームはまだまだ続いているようで、最近はマラソン大会へ出るのも一苦労。完走よりも、抽選やら手続きで、スタート位置に立つまでがタイヘン。

僕も今シーズンの山に考えていた大阪マラソン2016は抽選で落選。タイムどころかスタート位置にすら立てず。

そして、今夜、奈良マラソンの申し込みがありました。こちらは、ネット申し込みの速いもの順!!時間前にパソコンの前で、号砲を待つランナーの如くスタンバイ。そして、20時の合図と同時に…というか少し前からすでに、サイトは回戦が混み合っていて、申し込みページにたどり着けない状態。

そして、繋がるまでジーッと画面の前で待つ。
つながったのは20時16分。
そこから手続き開始で完了したのは20時18分。
そして、確認のメールが来たのが20時20分。

一時は「もうアカンかも…」と思ってたけど、繋がってからはかなりスムーズでした。

2011年、2012年、2013年と3年連続で出場した奈良マラソン。
僕のフルマラソンデビューが2011年の奈良マラソンでした。
あの時は、5時間52分24秒でゴールしましたが、
今回の目標タイムは 3時間45分。

また、あの坂道を上りに行ってきます。
 
20:41  |  ランニング  |  Comment(0)

マイナンバーカード受け取りました

2016.06.14 (Tue)

後になって、「あ、あの日だったのか…」という記念日になるかもしれないので、備考録的に。

お昼ご飯を買いに買い物に出掛けようとして、ポストを開けたら葉書が一枚。
「マイナンバーカードが出来たから取りにお越しやす」
という内容。

家に戻ってチョチョイと記載して、押印して買い物袋と一緒に葉書も持って区役所へ。
「アレは持って来たか?コレはあるか?」
と聞かれ、番号札をもらう。
番号を呼ばれて、受け渡しかと思ったら、
「運転免許預かります。今度はこっちの」
と別の番号札。
隣の窓口での受け渡しまでに、書類を記載して、暗証番号も決める。
やっと、受け渡し窓口でカードを受け取り、説明。

なんと、京都市はまだほとんどのシステムが、マイナンバーに対応できてないんだそうな。
「これ一枚あれば何でもOK」
どころか、
「この一枚では何の役にも立ちませぬ」状態。トホホ。

でもまぁ話のネタ的には、すぐ受け取りに行けてラッキー。窓口も空いてて余裕の対応でした。
全国では、多くの人が既に受け取ってるのかなぁ?

僕の横で、僕よりもはるかに早くからきていたのに、暗証番号を記載する箇所で、長々と説明を受けている老夫婦。爺さまの方はまだシッカリしてたんだけど、婆さまの方は少々天然系。

「えとね、もう一回いいますね!暗証番号は数字と大文字のアルファベットでぇ」
と大きな声で話す係員の声も空しく、
「アルファベットぉ?英語かいな?そんなん書かれへんわぁ。あんたテキトウに書いてくれへんか?」
「代筆はダメなんです」
「そなゆ〜ても、あたし書けまへんわぁ。
 6桁以上?ってなに?あぁ、文字の数かいね?千円以上は用無いしなぁ」
と延々とギャグのような話が続いてまして…

「一人一枚マイナンバーカード」事業の、「絵に描いた餅」化をヒシヒシと感じたのでありました。そして、後々、あんな日もあったなぁと振り返るのが今日なのかもしれないな…と思うのでした。

そして、いつか、僕もこの婆さまのように、新システムへの対応ができなくなり、「このカード(カードなんて物も使われなくなるでしょうけど)が無いと医療機関で受診できないし、年金も受け取れない」というカードを登録できなくなる時がくるんかなぁ?とボンヤリ思ったのでした。この先は、今まで以上に、いろんなことが進むだろうし、死ぬまでついて行けるんだろうか?と。

 
16:53  |  日々の出来事  |  Comment(0)

京都一周トレイル4分割その2を走りました

2016.06.13 (Mon)

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昨日(2016年6月12日)やんちゃ村のうるルんマラニック「京都一周トレイル4分割マラニックその2東山から北山へ編」を走りました。

4分割のその1(この日)から5週間。この、その2は4分割の中でも一番ハードと聞いていたので、何度かお試しで走ってみました。最初(この時)は、コースを見失ったり、転倒したりで、7時間もかかってしまうくらい。2回目(この時)は、コースもわかって気持ちにも少し余裕があったので5時間。昨日は、4時間半でゴールできました。

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毎度のお約束になってきているスタート地点での札持ち撮影。スタートは9時半。天気予報では15時くらいから雨。少し早めに降り出す可能性も…ということで、雨が降り始める前にゴールする!を目標にスタート。

実は、マラニック以外でトレイルランのレースに出たことがなかったので、「あぁ、こういうモノなのか…」というのを今回知ったことがありました。健脚猛者の皆さんが、山道に入る前にえらくペースを上げてるんです。なんで?と思ったのですが、自分が後半グループスタートで、しかも「序盤はセーブして」な感じで山道に入ると、前が渋滞。速い者順のスタート位置じゃないから、前半グループスタートに遅い人がいて、しかも道幅の狭い山道に入ると、前との差はドンドンと開いていく一方なんです。

順位を争うレースなら、これは大失態!になるのでしょうけど、そこはマラソン+ピクニックのマラニック。比叡山の上まではノンビリ行列で行く覚悟でした。僕は登りで抜いて、下りで抜かれるタイプ。登りは、わりとスイスイ登れて、ちょっと道の広い場所で前半スタートの人をだいぶん追い越せました。

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この林を登り切ったところが、比叡山のビューポイント。この尾根まで来て、やっと山の風を感じられるように。ここまでは、ただただ蒸し暑いだけ。比叡山のこのコースはこれで4回目。だいぶん道も覚えたので、「あと少しで下り!」「この先は平ら」と自分を励ましながら激暑の道を上れました。

ケーブル比叡駅での昼食エイド。おにぎり2つにスープ。お茶と少しコーラを飲んで口をスッキリ。ここで、やんちゃ村のお馴染みさん達数人に追い付いたものの、残り半分くらいのお馴染みさん達は、すでに出発した後。先頭グループの人達は、どんなペースで登ってるんでしょ?

登ったら下るのが道。登ってきた比叡山を今度は延暦寺に向けて下るのですが、下りが大苦手の僕。一緒に昼食ポイントからスタートしたお馴染みさんは、アッという間に差を付けられて見えなくなりました。

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延暦寺を通ると、また少しずつ登り。そして、やってきました横高山。はじめてココを登った時は、文字通り「這いつくばって」登ったような気がした横高山。それが、3回目になると少し余裕も。なるべく足を上げずに登れるルートを見付けて、横へ横へといく感じで登ってみました。

横高山で、この日初めての(というか最初で最後の)ジェルを投入。今回はじめてかった「ハニースティンガー フルーツスムージー味」。メダリストに慣れている僕には、新鮮な美味しさ!これイイ!でも、知らない間に僕の好きなマンゴー風味のマンゴーオレンジ味が出ていたとは。

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横高山でエネルギー注入した勢いで、そのまま水井山も。一緒に参加したご近所ラン友の山健さんをカメラで激写。バンザイする気持ちわかります。横高山ほどではないけど、水井山も似たような木の根っこの隙間に足を突っ込んで登る山。登り切るとヤレヤレな難儀さ。

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水井山に登り、仰木峠を越え、ボーイスカウト坂を下り切ったところの沢で、今回も顔を洗って少しだけ休憩。その間に、数名抜かれてからです。前にも後ろにも誰もいない!状態がしばら〜く続きました。正確に言うと、山健さんはズッと一緒に走ったので、山健さん以外誰もいない!でしたけど。約110名が走っているから、誰かに追い付いたり追い付かれたりしそうだけど…です。沢で抜かれた人達は、この先、ほぼ休みを取らずに走りきったんでしょうね。

最後の難関、薬王坂を登りきれば、あとは鞍馬へ降りるだけ!........なのが過去2回だったのですが、今回は鞍馬温泉までの500mの登りが最後のオマケに。

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帰りに鞍馬駅で恒例の天狗ショット。

今回は、曇り空と比叡山から仰木峠までは涼しかったので、水の消費量は前回の2リットルまではいかず1.75リットル程度。アミノバイタル パーフェクトエネルギーを一つと、スティンガーを一つ。ミドリ安全 塩熱サプリはかなり摂取しました。バータイプの栄養食やジェルもたくさん持って行ったけど、やんちゃ村のマラニックはエイドがしっかりしてるから、それほどたくさん持って走らなくても大丈夫ですね。次回のその3は、荷物を減らして走れそうです。

今回も、朝にたくさん食べ過ぎないようにしました。フルーツグラノーラ&ヨーグルト(普段通り山盛りだけど)とよもぎ餅を一つ食べただけ。これと、前の晩にスパゲティーミートソースを食べた程度。食べ過ぎると、身体が重たくて、調子悪くなるようです。普段にチョコッと増やす程度で十分。カーボローディングは敢えてする必要のない身体のようです。敢えて蓄えないといけないくらい、体脂肪を削ってないですし。体重はズッと53kgだったのが、直前に51kg前後まで落ちて(大原三千院往復50kmが効いたかな?)身体のキレが戻ってヨカッタです。膝への負担も軽かったようです。

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鞍馬からの叡電は、久しぶりに「きらら」車両でした。濃い〜い緑の中を走り抜けていきました。車内からの画像はあれど、そとの写真を撮る余裕はなかったです。

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家について、「あちゃ〜」なことに。鍵を持って出るのを忘れてました。和子はんは仕事で出勤だし、加奈子は私学フェスに友達と出かけているし。とはいえ、フェスは午前中いっぱいで帰ると言ってたはず。電話すると、友達の家のマンションロビーで女子トーク中だそうな。「悪いけど、鍵開けに帰ってきてくれへん?洗濯もせなアカンし」と電話を切ったところに、思ったよりも早く帰ってきた和子はん。これは思いがけずラッキー!すぐに加奈子へ「もうちょっとユックリ遊んでてエエで」と電話を入れると「ママが帰ってるん?ほな、すぐ帰るわ♪」と音符が聞こえてきそうな返事。なに?この差は。

3人とも、お昼が軽かったので腹ペコ。洗濯機のスイッチを入れて宅配寿司屋に電話。洗濯物を干し終わる少し前に、寿司が届くという、これまた絶妙のタイミング。くまビールと寿司で無事の完走祝い。

次の、京都一周トレイル4分割その3までは3週間しかないので、試走できるかどうか微妙です。このまま、元気にその4まで続けて、京都一周踏破できたらエエなぁ。
 
19:34  |  ランニング  |  Comment(0)

最近、使い始めたモノ

2016.06.07 (Tue)

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風呂のフタを組板タイプに変えました。以前はロール式のフタだったんだけど、あれは構造上カビが生えやすいです。10年も使ってると、やっぱりポツポツと。組板式のフタは、水切りがしやすい=カビが生えにくい。でも、片付けるのが少々難。いろいろ試した結果、この支え合いがもっとも安定しているという結論に。5月12日から使ってます。

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朝のパンに付けるのは、バターではなく、もちろんマーガリンでもなく、オリーブオイル。いろんな味のオリーブオイルがあるので、「次はコレ!」な感じで。山中油店の近くに友達が住んでるので、遊びに行くたびにチョコチョコと買い物。なんせ、京都の人はパンが好きです。日本で一二を争うパンの町。神戸と争ってるんだったかな?

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BareBeer。ベアービアーですね。これは美味しいビールでした。とくにこのDarkWheatがまったりとして濃厚で。近くの阪急オアシスで売ってました。

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加奈子のパクチーブーム。だいぶん前からだけど、商店街の中にあるKALDIがパクチー押しで、パクチーラーメン、パクチードレッシングなど、いろんな商品を展開してます。今回は、パクチーカレーとパクチーポテチ。いろんなモノが登場してます。僕もパクチーは普通に食べますが、ポテチはあんまり欲しいと思いませんでした。

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近所に皮膚科が開業したので昨日(6月6日)行ってきました。保湿がポイントだそうです。金属アレルギーが出た後、指がガッサガサになってるところで診察。とりあえずケラチナミン配合の薬も、これまでの薬に加えて処方されました。これで様子見ます。

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最後は、ペリカノジュニアの万年筆。ズッと以前は、こればっかり使ってました。なぜかプツッと途切れて、その間は三菱のジェットストリーム3がお気に入りでした。が、ペリカーノジュニアに新色のターコイズが出ているのを知り、再び万年筆へと回帰。

さっそく講演のプランニングをメモしてみると、やっぱり書き味がボールペンよりも馴染む。万年筆を使うと、ボールペンよりも「いくらかは」読みやすい字が書ける。原稿はまず手書きという昭和人なので、書きやすさが大切。滑らかで滑るような書き味は、子ども用だからといって侮れませぬ。また、これをメインで使っていこうと思います。

 
23:53  |  日々の出来事  |  Comment(0)

大原三千院まで往復(50km)走ってきた

2016.06.02 (Thu)

昨日(6/1)のことです。朝起きると涼しい。乾燥した北からの風!これは長距離を走りに行かねば!という条件。予想最高気温は25℃。連日30℃を越えていたところでの25℃はかなり涼しい。

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ただし、家を出てからも悩みました。近所の歩道橋に上がると、北山がクッキリ。最近、黄砂やPM2.5などで視界が今ひとつだった京都盆地にも、ようやくクッキリ青空がやってきた!かくなるうえは山の中トレイルロードを走り、山頂からの眺めを楽しむのも一興。でも、これから先の季節に難しいロングロードに出るべきか…。結局、ロングロードに出ることに。

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鴨川沿いを北上。なにしろ北向きの風。帰りを楽するために、北に向かったのですが、京都は北へ行くほど標高も高くなる。行きは登り登りの連続。そして向かい風。

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あれに見えるは比叡山。ついこの前まで、比叡山に登ったことのなかったので、視界に入ってもとくに気に留めることはなかったけど、今はその先に連なる山もわかるので、興味持って眺められます。

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叡山電鉄本線の八瀬比叡山口駅近く。この手前の花園橋の岩倉方面と八瀬方面の交差点で、はじめて地図を確認。信号待ちのオッチャンに聞くと「八瀬?こっちや!」とアッサリ。「どこまで走るン?」「大原まで行こうかと」「ほぇ?!まぁガンバッてや」という声を背にここまで。ここから先はバス道を。

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道路標識には「朽木40km、大原7km」。「あと7kmね」とちょっと油断したのがアカンかったのか、八瀬霊苑を越えた先の分かれ道を、バス道ではなくバイパス側の道に入ってしまいました。その先は、トンネル。車はビュンビュン飛ばしてるし、しかもかなりの上り坂。帰りは、こっちに入らないように気を付けてバス道を走ったら、車の通りも少ないしノンビリ走れる道でした。

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そのトンネルを出て、少しの場所でキレイなトンボを発見。ジーッと動かないトンボ。近づいてパシャリ☆ハグロトンボでしょうか?昆虫も植物もあんまり詳しくないですけど、お!と思うと、走るのを停めて見入ってしまいます。一人ランニングはこれができる気楽さがエエんです。その反面、いつでも止められるので、目的地までたどり着けないことも多々。

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トンボとわかれて5分半後に、ようやく看板に「大原」の文字が。この先の表示には「只今の気温21℃」と。日差しは強いけど涼しいのが救い。

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大原戸寺町の京都一周トレイル標識「北山24」とその向こうにチョロッと見える「味工房志野」。先月、比叡山に登った後ここに出てきて、はじめて「大原三千院もすぐそこ!走っても行けるかも!」と気付き、今回の大原行きを決めたのでした。これがなければ、大原まで走っていこうと思ったりしなかったと思います。自分の足で走って行ける範囲が広がっていくのは、楽しいものです。

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この風景は、僕の中の大原のイメージそのもの!

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大原戸寺町から三千院は、思ったよりも距離があり、しかもこれまで以上に上り道。東海自然歩道に沿って、やっとのことで到着!ここまでで23kmチョイ。2時間40分かかりました。もともと「大人の遠足」気分で、楽に走れるペース6分/kmを目安に走っていたので、寄り道や撮影、そして上り坂を考えるとこんなモノかと。

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せっかく来たので、少し散策。思ったほど観光客の姿は多くなく、ユッタリとした気分で過ごせました。僕が三千院を離れた後に、大型観光バスが到着していたので、あれに乗った皆さんがドッと繰り出して、賑やかになっていたのかもしれません。

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なるべく日陰を走ってきたとはいえ、ここまで気持ちのイイ日陰は久しぶり。境内では走らずノンビリ散策。

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木の表面の模様がオモシロイ大木。縄文式土器のような模様で、上の方には渦巻き状の模様も。

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バス停までの坂道にあった漬けもの屋でアイスきゅうり1本200円をがぶり。この直前にこれを持って登ってくる女性がいたのを見て、思わず。汗で失われた塩分補給。

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大原といえば紫蘇(しそ)!地形や気候がしその栽培に適していて、日本一のしその里なんだそうです。しば漬けや梅干しの材料に使われる、伝統的なちりめん種が主…と「なるほど大原の里」という看板に書かれていました。

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その脇には、アジサイの花!花は咲けども額が開いていないので、見た目には「これから」という感じですね。
ここから帰路に。ほぼズッと下り坂。そして風向きは今度は後ろから。たまに期待していた風向きが変わっていて、帰りも向かい風!という時もあります。今回は大丈夫でした。意外と日陰もあって、バス道に沿ってヒョイヒョイといいペースで。

途中で、家から持って走ったドリンクが無くなったので、ポカリスエットを購入。普段は4分の1くらいの薄さのポカリスエットを飲んでいるのですが、久しぶりに濃いポカリを飲むと、どういうわけだか気持ちが悪い。さっき食べたアイスきゅうりが戻ってくる感じ。ウルトラマラソン参加者のレポートを読むと、途中から胃が食べ物を受け付けず食べられなくなったり、吐いたりという人もたくさん。「あれはこれなんかな?」と思いながら、しばらく様子見ランニング。「もしや」と思って、残り少なくなったポカリに自販機で買った水を足して薄めると、一気に気持ち悪さが解消。こんなこともあるんですねぇ。

食べ物は、途中でシリアルバーやらジェルやらゼリー飲料やら、いろいろつまみながら、5kmおきに塩タブレットも摂りながらでした。途中のコンビニで梅のおにぎりを買って食べました。家を出る時は、50km走れるとも思ってなかったので、普段通りの食事でフルーツグラノーラ&ヨーグルトのみでした。カーボローディング的なことは皆無。そこで感じたのが、いつもレース前のカーボローディングで食べ過ぎているのでは?でした。もともと胃袋がそんなに大きくないのに、ガンバって食べ過ぎて、身体は重たいし、胃腸は急な増量食事で消化でくたびれ、そして走り出したら衝撃で胃腸の働きは悪くなっているのかもしれません。今回は、エネルギー切れが起きることもなく、最後まで元気でした。ドリンクや栄養補給に関して、また一つ自分の身体の特性を知るヒントになった気がします。

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アジサイから2時間5分で川端五条へ。この地点で42.195kmに。そんなに走ったかな?という感じです。ここまで来たし、足もとくに痛くないし、最後まで走ってみることに。大原から出町柳までは、ダメならバスで帰ろうと思ってたし、出町柳からは京阪で帰れるから、調子悪くなればそうするつもりでした。「大人の遠足」は離脱ルートがないとね。

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毎度お馴染みのJR稲荷駅前。この日も伏見稲荷の繁盛っぷりはスゴイ。まぁ、それだけ観光客を呼べるだけの努力もしてると思います。

この地点で46km手前。このまま行くと、家には49kmくらいで到着してしまいそう。せっかくなので、区切りのいい50kmまで足を伸ばしてみることに。もうココまで来ると1kmは誤差範囲。

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そして立ち寄ったのは、京都一周トレイルの「東山F1」へ。京都一周トレイルの一番南の道標です。「北山24」から「東山F1」までロードで南下しました。ここを立ち寄ったすぐあとで「50km」の表示に。家までは少し。

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大原三千院までの往復50.74kmが6時間30分35秒でした。僕の最長距離と最長時間です。7.42/kmというペースは、フルマラソンだと5時間24分54秒。2013年に走った神戸マラソンが5時間23分45秒だったので似たようなペース。あの時はヒィヒィという感じで走ったので、それに比べるとずいぶん楽〜ぅに走ったなぁという印象です。

走った後の疲れ具合も、グッテリ感はあまりなく、普通に洗濯したり買い物に行ったり、ご飯作ったりができるレベルでした。なにしろ最初の頃は、フルマラソンの後は抜け殻のように動けなくなってましたから。あの頃に比べると、ずいぶん体力(とくに耐久力)が付いてきたと思います。
 
16:53  |  ランニング  |  Comment(0)
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