サッカー界のキーパーソン

2001.05.31 (Thu)

今日は、コンフィデレーションズカップ2001の日本対カナダの試合があった。3対0で勝利し日本は順調な滑り出しだ。勝つべき試合に勝てるようになり、日本のサッカー界もずいぶん安定してきた。

こんにちの成長したサッカー日本代表チームのキーパーソンとして、一般的には監督のトルシエをはじめ、司令塔の中田英寿、中村俊介などがあげられている。しかし、僕はちょっと違った視点から、キーパーソンとして、「トルシエの通訳」をあげたい。

「トルシエの通訳」ことフローラン・ダバディは、これまでの外国人代表監督に立ちはだかった言葉の壁を、情熱的に越えさせた今までにないタイプの通訳だと思う。日本には、いろいろなスポーツの有名な監督が各国からやってくる。しかし、その多くが大きな期待に反して、今ひとつ結果を出せていない。

その一つに、通訳の質があるのではないかと思う。とくにフローランを見ていると、いかに通訳の質が重要なのかを認識させる。ロッカールームなどで、怒り爆発!のトルシエの檄を、フローランは「いたこ」の如く「全然ダメだよ!目を覚ませ!本気出せよ!」と、トルシエそのまま、ひょっとしてトルシエ以上に?エキサイティングな檄を飛ばしている。トルシエの通訳は何人か変わってきたが、しばらくはフローランで決まり!のようだ。トルシエが離さないらしい。

どうも僕が見た限りでは、国際的な会議などで白熱した議論が行われていたとしても、通訳という存在によって、伝言の時点では、かなり冷静な口調や態度に翻訳されてしまっているようだ。仮に「わかってないなぁ、このアンポンタン!」という発言があったとしても、通訳が淡々と「もう少し考慮できないか?」と翻訳しているようなニュアンスを受ける。

だが、時として会話には、内容以上に、伝えようとするエネルギーの方が重要な意味をもつこともある。そういう意味では、文意だけでなく口調や態度まで伝えられる通訳でないと、不十分だ。その点、「トルシエの通訳」フローラン・ダバディは革新的であり、情熱的なトルシエの選手采配技術を支える第一の功労者であろう。

フローランのようにパッションまで伝えてしまえる通訳こそ、次世代通訳のスタンダードになるかもしれない。となると、通訳は語学的素養に加えて、役者でなければならないかもしれない。
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子どもを連れてトイレへ

2001.05.30 (Wed)

最近、新しいトイレの中に「おむつ取り替え室」がついているのを見かける。これから子どもを連れて移動しないといけない時には、ずいぶん助かるだろうなと思う。

おむつ交換って、洋式トイレならまだしも(フタがないと意味ないけど)、和式トイレで交換だなんて手品みたいなもんだ。これまで、世のお母さん方は、いったいどうやっておむつ交換していたんだろうか?片手で抱えたままもう片手で付け替えていたのだろうか?重労働だっただろうな。

いずれにしても、まだまだ「おむつ取り替え室」はそんなに普及していない。洋式トイレにおむつ交換台がセットされているモノも見かけるけど、残念ながら男性専用トイレで見かける場合はものすごく少ない。おむつ交換台がセットされていて、しかも男性が入れる新幹線や飛行機内などのトイレは貴重だ。

ところで、僕は娘の加奈子を連れて出歩くことが今後増えるだろう。一人でトイレができるようになるまでは、男性トイレに加奈子を連れて入らないといけないだろう。でも、男性トイレにいる女の子を見る男性の目は「おおおっ!」と驚いたり、「なんでこんなところにいるんだぁ?」という顔をしていたり、決して彼女にとっては居心地は良くないだろうな。

親にとっても子どもにとっても、トイレが面倒だったり居心地の悪い場所になってしまうと、お互いに「トイレを最小限度ですませよう」と思うようになるかもしれない。僕が「はぁぁ、子どものトイレって面倒」と思うことは、子どもにとっては「トイレって迷惑なのか・・・」「トイレって言うと怒られるかも」という印象を与えて、やがて「トイレに行かない方がよい」というような、排泄に対する間違った認識をもたせてしまうかもしれない。小学生が学校ではギリギリまでトイレを我慢するというのを聞いたことがあるが、こういったことと関係しているのかもしれない。

父親が娘を連れて抵抗なく入れるトイレがあればいいな。それと、どこかに「おむつ交換場所MAP」のようなモノはないのかな?作ってみようかな?
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泣く子を見守る

2001.05.29 (Tue)

今日は、仕事で久しぶりに大阪へ出掛けた。京阪特急に乗ってゆったりと移動。と思っていたら、八幡市の辺りから斜め後ろ3列くらいの幼児がグズグズ。かなりご機嫌ナナメな様子。京橋で一緒に降りるまでずっとグズグズしていた。

僕は、最近、騒ぐ子どもはともかく、グズる子どもに対しては「シャーナイなぁ」と寛大になってきた。なにしろ、自分も周りに気を遣いながら電車に乗せたりしないといけなくなってきたからだ。しかし、移動の貴重な空き時間を仮眠にあてようと思っていた人や、リラックスタイムにしようと思っていた人にとっては、「なんとかならんのか?」と思うところだろう。

なんで「まぁエエか」と思ったり、「どうにかせぇよ」と思ったりするのか考えてみたんだけど、どうもひとつには親の態度によって、周囲のとらえ方も違ってくるのではないかと思う。

子どもがグズるのは仕方ない。これはみんながある程度理解できていることだ。親が(多くの場合は母親なんだけど)、一生懸命あやしていると「シャーナイなぁ」と思えたりもする。ところが、グズっていても騒いでいても放ったらかしの親もいる。そうなると、「エエ加減にせぇよ」と思ってしまう。なかには「社会が温かく見守るのは当然」と言わんばかりに、グズらせっ放しの親もいる。

少子化対策は確かに社会をあげて取り組むべき問題かもしれない。だけど、かといって「子育て責任を社会に丸投げ」ではないのだ。子どもがグズって「おいおいおいおい(イライラ)」とならない社会も大切だけど、「子どもがグズったくらいでイライラするな!」と偉そうに言える問題でもないと思う。
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妊娠9ヶ月

2001.05.28 (Mon)

和子さんのお腹は最近かなり大きくなってきた。あさってで妊娠9ヶ月。あんまりキレイに脹らんでいるもんだから、昔イソップ童話で読んだ「カエルと牛」を連想してしまう。加奈子(胎児)もボコンボコンと和子さんのお腹を揺すっている。ポコッと可愛く蹴っていたのは、もはや昔の話だ。

和子さんは、生活面で、階段の上り下りやかがみ込む作業がしにくくなってきているのが、見ていてもわかるようになってきた。例えば、風呂掃除をはじめ掃除全般は苦しい状態になってきた。

とくに足への負担は大きいみたいで、最近は明け方近くに、よく「こむら返り」を起こしている。「ヘルプ!」と声が掛かると、僕が起きてかかとを固定してつま先を押し戻すという作業だ。土日の明け方にはあんまり起こらないので、たぶん仕事などの疲れが足にきてるんだろうなぁ。

しかし・・・なんにも家事しない夫で、しかも「あそこが汚い、飯がマズイ」など口うるさい相棒なんぞがいると、こりゃタイヘンだろうな。「妊娠は病気じゃない!」などと言われて、こき使われたりするのかな?

妊娠中の妻が、夫の態度に愛想を尽かすコトが多いと聞くが、まぁチョットわかるような気がする。あの状態を放っておかれたら、たぶん幻滅するだろうな。

先週金曜日の検査で、逆子状態は無事解消されていることが確認された。逆子体操の甲斐があった。加奈子は何回か回転しているので、へその緒を首に巻き付けてるんじゃないかと心配していたが、それもないようだった。親に気をつかってるのか、健気な加奈子・・・
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リクルートスーツを必ず着用!

2001.05.27 (Sun)

僕が学生として籍を置いている大学の就職部から、「夏期採用説明会開催のお知らせ」が来た。そのはがきの一番下に、「リクルートスーツを必ず着用し直接会場へお入り下さい」という一文が書き加えられていた。

この不況下で、大学の就職部もさぞかしタイヘンだとは思うが、しかし「リクルートスーツを必ず着用」というのは笑わせてくれる。

僕は、細々とではあるが、自分で事業も展開している。何かの間違いで誰かを雇わないといけない時が来るかもしれない。その時に「リクルートスーツ」を着た新卒の学生などはたぶん採用しないだろう。

いまどき「みんなが着ているからリクルートスーツを着てきました」という"横並び"学生はいらない。ましてや「学校がリクルートスーツを着ろというから着てきました」などという"良い子"な子どもなど、お話にならない。

自分を売り込む場に、自分を一番よく見せる服装を選べない学生は、その後の仕事の現場でも使い物にならない。自分を一番よく見せる服装を知っているというコトは、自分のことをある程度理解している学生ということでもある。「学生時代になにをしてきたか?」は、採用側が学生によく尋ねる質問だが、その真意は、「学生時代に自分について考えたか?」ということなのだ。

人事採用に力を入れている企業の担当者なら、おそらくその場にリクルートスーツを着てこなかった学生に興味をもつだろう。その勇気と判断の持ち主と、「話をしてみたい」と思うだろう。

大学の就職部とは、かくも採用する側のニーズがわかっていないのか・・・本当に欲しい人材は、大学主催の採用説明会では見付からないということですね。
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経営者の資質の見きわめ

2001.05.26 (Sat)

そごうの元社長の水島広雄が逮捕された。これまでで一番長い勤務先(派遣先)が「心斎橋そごう」だった僕にとっては、今頃になっての逮捕になんとも納得のいかない思いだ。

経営者としての水島は、事業を展開させる能力はあったのかもしれないが、維持する能力はまったく欠けていた。事業を展開する能力と維持する能力とは全く別物だ。とくに、バブルがはじけた後も、それまでと同じように、事業を展開させることしか能がなかった水島は、まさに「バブル経営者」といえる。時代は、持続的"発展"から"維持"可能な社会(サスティナブル・ソサイアティー)へと転換し、まさに「維持」が問われる時代になってきていたのにも関わらずである。

少なくとも経営者としては、展開する能力と維持する能力の両方を兼ね備えた者が、その資質をもつ者として望まれるだろう。右肩上がりの成長期には、維持する能力はあまり重要視されなかったのかもしれない。

しかし、例えそういう時代であっても、金融機関は貸し手の事業のやり方が妥当かどうかは自分たちで査定して、貸すべきかどうかを判断すべきであった。本来なら、バブルがはじけた後も経営方針を変更しなかった水島は、その時点で金融機関や株主から斬られるべきだったのだ。従業員は組合を通すなどして、経営者をリコールすべきだったのかもしれない。

もちろん水島自身の責任は重大だ。経営者は、自分のベストを尽くして会社を守り、そこの従業員の生活を守ることが一番の使命だ。その使命を果たさず、自己保身に終始する無責任な姿勢は当然罰せられるべきだ。しかし、また同時に、その周囲も水島の横暴を黙認していたのである。水島一人を罰すれば、問題はすべて解決するというほど底の浅い問題ではないのだ。この社会に「見て見ぬ振りをする」「目先の利益だけを求める」という体質がある限り、第二第三の水島は現れるだろう。
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目先優先のお先真っ暗?

2001.05.25 (Fri)

先日、東京三菱証券が「他社株転換債(EB債)」の取引で、客に支払う追加利息を減らす目的で、評価日の取引終了間際に大量に売り注文を出し、対象銘柄の株価終値を意図的に下げるという事件があった。日本グローバル証券も同様のコトを行っていたとかで、証券取引監視委員会のチェックを受けたようだ。

証券会社というのは、信用そのものが商品なのではないだろうか?預けたお金の利益を守ってくれない証券会社など存在の意味がない。この業務に関わった社員は、いったいどういうつもりだったのだろうか?目先のチョットばかりの利益を追ったのかもしれないが、証券会社として致命的な損失を生むことが予想できなかったのだろうか?ノルマがきつくて、そういうことも考えられなかったのだろうか?いずれにしても、一度落ちた信用を取り戻すのは容易ではない。

目先のことしか見えていないというのは、実は僕達の身の回りでも結構おこっている。

例えば、確信犯的に国民年金を納めない若者が大勢いる。彼らは国民年金を払うのだからサラリーマンではなく、自営業者か零細企業に勤める者、あるいはフリーターだろう。ということは、どちらかというと不安定な立場の人達だ。

今日明日食べていくのが精一杯というのなら、保険料を支払わないことは理解できる。でも「自分の老後は、年金に頼らず自分のカネだけで生きていく」というくらい稼ぐ気持ちがあるのなら、目先の月々1万3千円を払うのはそう困難ではないだろう。老後までの間に、事故かなにかで働けない状態になるかもしれないリスクを考えると、(障害基礎年金がもらえるから)国民年金は絶対に「お得」だろう。ちょっと先のことを考えると、すぐ理解できそうなことを、なぜ誰も教えてあげないんだろう?
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関西国際空港がなくなる?

2001.05.24 (Thu)

これまで数々の海外旅行をすべて関西国際空港発で利用してきた(開港以前は伊丹空港)。それがここ数年、路線がどんどん減っている。かつて新婚旅行で使ったフィンランド直行便もコペンハーゲン直行便も今はもう存在しない。

なんとか存続して欲しいと望むが、成田空港の拡充やお隣の韓国ソウルの巨大空港、香港の新設空港などとの競争も考慮すると、無駄な「負け戦」にも見える。そして、なんといっても「沈む空港」に対する維持費、環境に対する影響大の「埋め立て空港」。拡張自体が無に帰るための無駄にもみえる。

当初の予定とは異なる伊丹空港との併存、関係者の汚職&逮捕、地盤沈下、離発着料の高値、関西国際空港公団(略称はKKK?)というネーミングセンスなど、関空にはネガティブな要素が多すぎる。

「はるか」一本で利用できる関空は、京都の住民にとっては便利だけど、長い目で見れば無駄なような気もする。このまま沈み自然に還ることを・・・と思う一方で、あそこで働く人の職場がなくなると大阪府南部の経済はどうなるのか?と考えると、簡単には処理できないことやなぁ。
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ハンセン病裁判―控訴するのか?

2001.05.23 (Wed)

小泉君は"厚生族"のプライドに掛けて「我らに責任なし!」を言い切るのか?ついに馬脚を現したか・・・やってくれるかと思ってたのに・・・

「国の責任」と言われた時に、メンツの問題として「俺は悪くない!」と逃げるあの態度!なんか勘違いしてない?

僕がハンセン病の隔離政策を知ったのは、ほんの3年前のこと。それまで無知でいた自分が恥ずかしかったし、そういった政策にその時は怒りを覚えたけど、半年後には忘れていた。そういう自分への自戒をこの前の熊本地裁はいっていたんだと思う。判決を下した裁判官もまた、「国家」を担う「国民」の一人として責任をとるということだろう。

政治家個人に「国民の代表」として責任を取れといってるんじゃないんだと思う。官僚が「自分たちが責任が被るのは・・・」という責任逃れをする必要はないのだ。「自分たちに責任が掛かるのはかなわん!」というのは、官僚の奢りでもあるのだ。官僚は「公僕」でもあり、また「国民」でもあるのだ。政治家も官僚も「一国民」にすぎないのだ。勘違いしないで欲しい。「国の意志を決定するのは自分たちだ」と思ってるんだろうか?こういった勘違いが、今の日本をスッカラカンにしてるんじゃないのかな?

この記事は、23日の午前中に書いてます。午後には・・・あ!控訴決定とな!アカンわぁやっぱりアホや。控訴して和解に持ち込むなんて、責任回避の談合政治で、これまでの政治となんも変わってないやん?しかも高齢者の原告に時間責め!

小泉君よ、「日本を変えよう!」やったんとチャウの?これが「痛みの伴う改革」なんかぁ?

★以下を追加します★
現在19:25で、控訴断念!と。おおお、やるな!小泉君。これまでの総理大臣とはひと味(だけかもしれないけれど)チャウやん?よかったよかった。他のハンセン病関連の裁判も早急に判決を出して、お役所のメンツよりも何よりも、患者救済を急いで欲しいモンです。
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人生は音楽とともに?

2001.05.22 (Tue)

先日、NHK-BS2で「伝説のポップス」みたいな番組をしていた。70年代から80年代の英米の懐かしい曲が流れていた。その中で流れた、シカゴの「素直になれなくて」。あの頃、僕は中学3年生だった。だからこの曲を聴くと受験勉強を思い出す。

正直言って、昔のポップスは音が悪い。今聞くとアレンジも少々ダサイ。でも、あの当時を生きた僕も同じように未熟だった。音楽はどんどん新しくなっていく。その変化と共に僕も変わっていく。

「ピンクレディーが流行った頃は・・・」「マイケル・ジャクソンの頃は・・・」と、振り返る道標として、その時代を生きた世代だけの共有できる記憶という意味で、ポピュラー・ミュージックはどんな駄曲でも意味があると思えるようになった。年とったのかな?

「一発屋」達の存在もまた、「知る人ゾ知る」記憶の共有材料として、人と人をより強力に結びつけることになるかも知れない。例えば、円広の「夢想花」やクリスタルキングの「大都会」、チェッカーズなどなど(なぜかみんなヤマハのポプコン出身)。こういった全国規模のヒット曲だけでなく、よりマニアックな音楽はよりディープな人と人との共通言語として生きてくる。(ちなみにこの原稿を書いてる時に流れている曲は、"DEAD END"の「I WANT YOUR LOVE」。←かなりマニアックだと思う。わかる人いたらメール下さい!)

そのうち、「宇多田ヒカルっていたなぁ・・・あの頃僕ははボーっとしてたなぁ」という風になるかもしれない。ちなみに、僕達夫婦が出逢った頃はスピードの「ホワイト・ラブ」が売れていた。2周年の頃はモーニング娘。の「ラブ・マシーン」。3周年はMisiaの「Everything」が僕達の間でブームになった。加奈子が生まれる頃にはなにが流行っているだろうか?
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なし崩しのなんでもアリ

2001.05.21 (Mon)

「代理出産」がありましたね。「代理出産」が良いか悪いか?は、じっくり考えないといけない問題だけど、僕は賛成か反対かよりも「それ以前の問題」に目がいってしまう。

世論としては、「代理出産はダメ」という意見が多いみたいだ。「自然じゃない」、「母体が悪用される」、「産みの痛みを伴わないと子どもへの愛着がわかずダメ」(これは、児童養護施設の子どもへの差別であって、養子や里親への差別に直結する。まったく根拠のない主張で「代理出産」に異議を唱える根拠としては通用しないね)等々意見はあるようだけど、じゃあなんで「代理出産」などという「自然じゃない」コトが行われてしまうのだろう?

今の日本は、「子どもがいない人=不完全な人間」という認識が蔓延している。「子どもがいないなんて可哀想」「老後は寂しいよ」「子どもから学ぶことは山ほどある。それを体験してないなんて・・・」等々。生まないと自分の意志で行動している人はともかく、生みたくても生めない人にとっては、苦痛だろう。だからこそ「不自然といわれようとも、無理をしてでも!」ということになるんじゃないかな。こういう世論を引っ張るのはマスコミだ。「雅子さんおめでた!」報道もそうだ。もしも、あのまま生まれる気配すらなかったら、どう報道する気だったんだろう?

何が「自然」で何が「不自然」なのか?についても世論はずいぶん勝手だ。とくに不妊対策(あえて治療って書かないね)に関しては、その「自然」の範囲は不確定でメチャメチャだ。第三者の精子や卵子を使うこと、精子と卵子を体外で結合させること、精子を分離器にかけて体内に注入すること、精子の活動が活発になるような薬を飲むこと、女性の生理リズムに合わせてセックスすることなどなど、どれも「人の手が加わる」という意味では、多少の差はあるけど「自然」じゃない。なにを根拠に「自然」と「不自然」の線引きするのかについて、十分な議論もなく「結果オーライ」できている(ように見える)。「だったら『代理出産』も、結果がよけりゃ良いんでない?」という人が出てきても不思議じゃない。

どっちにしても、「法律でダメと決まってないんだから、やって何が悪い!」という考え方が通用する世界っていうのはレベルが低い。そして、「お医者様」の世界にはそういう価値観の人がいるということが、改めて皆の知ることになったように思う(もちろん真っ当な医者がいることも知ってるけど)。頼むよドクター!
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ミスタイプ転じて・・・

2001.05.20 (Sun)

昨日の、「第14回 Work/Life Balance」をよ~く見ると、一カ所「ワーク/ライフ・バランス」を「ワーク/"ワイフ"・バランス」とミスタイプしていた。読者の方から指摘があって気が付いたんだけど、「わざとぉ?」という突っ込みもあった。残念ながらタダの間違い。だけど待てよぉ・・・既婚男性に関して考えると、「ワーク」と「ワイフ」のバランスも大切だな。よくよく考えると、これは既婚男性だけじゃなくて、働く人みんなの問題だ。

昨日の話の続きでいうと、「全寮制」のシステムは、社員食堂で働くスタッフ、クリーニング屋さん、留守中の荷物を受け取ってくれる寮の管理人さん、保健室のスタッフ達によって支えられている。結婚すると、今度はワイフがそういったスタッフに替わって、夫のマネージメント全般を専従で引き受けるという形になる。これがサラリーマン+専業主婦の性別役割分担の構図だ。

でも、今や既婚女性の半分は働くワイフだから、彼女たちはこれまでの諸々のマネージメント仕事に加えて、自分も外で働く。ということは、ワイフ自身のマネージメントも必要になってくる。となると、実際は「ワイフ=マネージメント管理専従者」という構図は、「ワイフ=マネージメント管理部門」になる。

働く人各自が、自分で自分のマネージメント管理をするようにしないと、ワイフは働きすぎて過労死してしまう。実際に、日本の女性は、NHK放送文化研究所世論調査部『生活時間の国際比較』の「有職者の週当たり労働時間と家事時間」調査によると、カナダ、アメリカ、イギリス、フィンランドの男女のどの比較対照よりも、日本の女性の稼働時間は長い。ちなみに一番男女差が大きいのも日本だ。

これまで専業主婦がしていた「ワイフの仕事」を「生活マネージメント」と読み替えると、それはひろく「ライフ全般」とも言える。昨日、ワーク/ライフ・バランスの「ライフ」を趣味とか生き甲斐というような書き方をしてしまったけど、一番大切なのは「ライフ=生活そのもの」という認識だ。自分の生活のマネージメント、例えば何を作って食べて、いつ寝て、仕事には何を着て行き、どんな髪型にして(一番大きいのは、何を仕事にするのか?かな)・・・というコトだ。その中の一つとして、どういうリフレッシュをするのか?というモノも含まれるだろう。昨日の補足でした。ミスタイプ転じて、大きく広がったなぁ。
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Work/Life Balance

2001.05.19 (Sat)

週刊AERA'01.5.21号に「私生活と生産性」という記事が載っていた。「社員の私生活を大切にすることが、企業の成功に結びつく」「悪い労働習慣の典型として『長時間労働の賞賛』をあげている」「成果を上げるために使う時間や場所、方法の選択は社員にゆだねるのが『ワーク/ライフ・バランス』の考え方」「日本の企業はこの点で大きく遅れている」という内容だった。

やっぱりそうやろ?

最近じゃ、不況ということもあって、社会の福利厚生はどんどん削られてるけど、僕がサラリーマンだった頃(バブルのちょっと後)までは、ワーク/ライフ・バランスは会社丸抱えだった。今や懐かしき時代・・・独身寮から営業所、社員食堂(社員で連んでお昼ご飯というモノも含む)に社内サークル・・・よくみりゃ全寮制の学生と同じだ。おまけに社内恋愛&結婚なんかもあったりすると、これはもう人生丸抱えだ。

いまは「全寮制」がなくなりつつあるので、自分でワーク/ワイフ・バランスを調整しないといけない。全寮制時代と同じような労働環境では、過労死間違いなしだ。限りなく少ないライフの時間で、食事や洗濯、掃除にレクリエーションなんかをしないといけないからだ。

でも、長年染みついた「全寮制」は、せっかくのワーク/ライフ・バランスの考え方をパーにするかもしれない。とくに若者時代を「全寮制」ドップリで過ごした人達にとっては、ワーク/ライフ・バランスの考え方自体は理解できたとしても、「ライフって何するんや?」かもしれない。なにしろ、老人福祉論のテキストには「老後の生き甲斐をもてるように指導が必要」とある。休日や退職後に「粗大ゴミ」では、ライフもヘッタクレもありゃしない。生き甲斐って自分で見付けるモンやろぉ?マッチョに「自治会長やってます!」でなくてもいいけど、「プラモデル作ってます」とか「近所を散歩してます」くらいのチョコチョコッとしたモノでもいいから、自分から楽しめるモノをもって欲しい。頼むから、「家にいてもシャーナイから仕事する」のに付き合わせないでぇ!!

「ライフする場所がない」は、早川和男さんの「あなたに居場所はありますか?」や、「健ちゃんのズッコケ週記(第2回)」にも通じる話だ。
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ご主人!しっかりしなはれ!!

2001.05.18 (Fri)

ガス屋が来た。メーターの取り替えのついでに、「24時間ガス漏れ監視システムと連動したメーターに付け替えますか?」という説明に来た。

玄関に僕が出ると、「奥さんはいらっしゃいますか?」と聞かれた。「出張中です」と答えると、「ご主人さんですか?」「はい」「ガスメーターの交換の説明に来ましたが、ご主人さんで大丈夫ですか?」と・・・

あああ・・・「大丈夫じゃない『ご主人』」さんがいっぱいいるんだろうな・・・そういうのは「ご主人」とは言わないよな。

説明するガス屋に罪はない。きっと、これまでも「ご主人」に説明したあげくに「嫁に聞かなワカラン」とか言われて、無駄な時間を過ごしたんだろうな。

ご主人!しっかりしなはれ!!
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子育てにゃ金がかかる

2001.05.17 (Thu)

お昼のワイドショーで(こんなモン見てる夫も少なかろぉ)、子ども一人を育てるのに、だいたい4000万円必要という記事が紹介されていた。どこかの保険会社のリサーチだから、学資保険などの案内絡みだと思うので、チョットばかりの膨らみはあると思う。

が、しかし、とはいえ4000万円。だいたい家一件分か・・・その中でも、とくに教育費のウェートが大きくて、教育費次第では金額にかなりの増減があるらしい。仮に子育て期間を20年としたとして年間200万円。そんなに払えないや・・・どーしよぉ。そぉかぁ、教育費を抑えられればいいんだな?受験戦争を戦おうとするからお金がかかるんだし、日本の大学なんかに行くから金がかかる(その割に、世界の学部卒レベルにはるかに及ばない・・・大学院のレベルの差なんて天と地ほどあるのが現実)。だったら、北欧の大学に進学してもらおう!なんか噂では授業料が無料らしい。しかも、大学はみっちりと濃密な講義があって、バイトなんてしてる間がないくらい忙しいらしい。フィンランドのヘルシンキ大学といえば、在学中に LINUXを開発したリーナス・トーバルス氏が有名だ。ベンチャー起業家も夢じゃない!

授業料無料に加えて中身の濃い大学の講義。下手に日本に残って、授業料は高く在学中も講義に出ずバイトか遊ぶか就職活動している(つまらない講義が多かったり、生活費が必要なんだから仕方ないけど)どこかの国の大学よりも、はるかにモトは取れるだろう。北欧は遠いから、中国の大学に進学するというのもいいなぁ。韓国は受験戦争が日本よりも激しいらしいし、お呼びじゃないし。18歳になった時に海外の大学に進学できるように、英語と何か一芸だけは身に付けささないと!あ゛~やっぱり金はかかるなぁ。

4000万円もかかるんだから、「将来、子どもに投資した分は、自分たちの面倒を見て欲しい」ってなるんだろうな・・・日本の「教育」っていうのは、子どもの自立のための教育じゃなくて、親の「都合のいい所有物」としての教育かもしれない。

おまけに「このままでは日本の教育はダメだ!」とか言っている偉い先生方のご子息が、東大とか入ってるのを見ると、「口だけやんけ!」と思ってしまう。タテマエの教育論はいらないのだ。庶民が4000万円も払わなくていい教育ビジョンが欲しい。一番必要なのは、学卒別の賃金格差の是正でしょう。たぶん。
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夫婦ゲンカって必要なの?

2001.05.16 (Wed)

今朝、なんとなく仕事モードに入れない時間にネットサーフィンしていた。すると、「美しきミセスの館」というページに、夫の愛情度テストというモノがあった。いろいろ入力してみると、結果は愛情度116 人中68 位。コメントには、「あなたたち夫婦が一緒に遊んでいる姿は、子犬がじゃれあっているようにほほえましく映ります。ドロドロとした「愛憎」みたいなものとは無縁の関係ですね。あなたたちはお互いに「あなたって、本当にいい人ね」とホメあうことはできますが、とことん夫婦をやるのなら、罵り合ったり、憎んだり…そんなぶつかり合いも必要では?」とあった。

前からすごく疑問に思っていることがある。それは、なんで夫婦ってケンカしないと仲良しと認識されないのか?夫婦ゲンカは円満な関係には必要なのか?ということだ。

僕たちは、つきあい始めてこの方、まったくケンカらしいケンカをしていない。ケンカが必要な状況というのに遭遇していないからだ。こう書くと「まだ深い関係じゃないのよ」「どっちかが諦めてるんとチャウか?」と言われそうだ。

だけど、「罵り合ったり、憎んだり」するよりも、理性的に話しをした方が建設的でないかい?罵り合ったりすると、禍根を残したりして、円満な夫婦からは離れていくように思うんだけど・・・。「言いたいことを言ってスッキリする」ということは、それまでに「言いたいことを溜め込んでいる」ということの反映だ。本当に仲が良かったら溜める必要もないと思う。

それまでまったく別の人生を歩んでいた者どうしが、「せーの」で一緒に生活をするのだから、意見の違いはもちろん、存在するし、それが当たり前だ。だからといって、食い違いの度にいちいちケンカしていたのでは、どんなに月日を重ねても安泰な時間はやってこない。

「もともと他人」なんだから「夫婦=一心同体」なんて(信じたいのはわかるけど)絶対に無理だ。そうでなくても仕事や付き合いなんかでストレスは溜まるのに、わざわざ家に帰って「あ、ケンカしとかな」というのでケンカする人はいないだろう。外では話してもわかってくれない人がいるのは仕方ないけど、せめて家の中くらいは話の通じる人と暮らしたいものだ。

「夫婦はケンカして当然」という認識は、DV(ドメスティック・バイオレンス)を黙認する気風にもつながりかねない。あんまり良い認識とは思えないし、無責任に夫婦ゲンカを煽るのは間違ってると思う。
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羊水検査

2001.05.14 (Mon)

皆さんもうお気づきとは思いますが、ウチのBABYは「加奈子」という名前です。産まれる半年くらい前から決まってます。ということは女の子です。「そんなんオチンチンが隠れて見えてないだけとチャウの?でてきたら男の子かもしれんでぇ」ですか?

いえいえ。特別な場合を除いて、ほぼ女の子間違いなしです。なぜかというと染色体が「XX」だからです。なんで染色体がわかっているのかというと、羊水検査をしたからです。性別の判別くらいならまだしも、羊水検査となると賛否両論の領域でしょう。

僕たちがなんで羊水検査を受けることにしたかというと、それは優生保護思想とか以前に、どっちにしても「心の準備は必要」だと思ったからだ。妙なことに、産科医は「羊水検査を受ける=ダウン症の場合には中絶」という構図で喋っていた。僕たちの気持ちは、「コトと場合によっては中絶も覚悟」だった。ただ、「ダウン症の子どもとアンチ・マッチョに生きる」というのも考えていた。

検査自体は一日入院で、費用については治療じゃないので保険の対象外だった。だから費用は高くついた。でも、障害を持った子どもが生まれると、ケアのためにどっちかが仕事を辞めたりして、人的・経済的負担はこんなもんじゃなくなるだろう。とくに、心臓病とかを併発していると、これはもう家族だけではどうしようもないかもしれない。

現在の日本で、障害児を育てるあるいは障害者として生きるということは、正直いって「差別」と向き合うことだと思う。「羊水検査の結果による中絶は倫理的に認められない」のなら、障害者(児)への差別も倫理的に絶対認めないという社会であるべきだろう。

羊水検査は陰性反応がでた。ついでに性別も判明した。僕は、「無意識のジェンダー圧力」にも書いたとおり、自分のなかの無意識なジェンダー圧力を意識化する機会をもてたという意味で、早くに判明してよかったと思っている。産まれてくる前から、うちのBABYは「加奈ちゃん」と呼ばれている。「加奈ちゃん、こんなお父ちゃん放って、女どうし頑張って生きよぉな」と、和子さんはお腹さすりながらゆーてはります。ううう、なんでやねん。
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乳房ケアの指導に付き合う

2001.05.14 (Mon)

土曜日、産科医へ検診に行ってきました。何しろ連休明け最初の土曜日。ものすごく混んでました。京都市内でも人気の産科医なのもあるんでしょうけど、あの空間だけは「少子化現象どこへやら」といった賑わいでした。

これまで、ビデオに撮った映像は見ていたのですが、はじめて検査用のエコーを通して、リアルタイムで加奈子の姿を見ました。画面に向かって「お~い」と、手を振ってしまいました。「そっちやの~て、お腹に振らんと・・・」と医者に突っ込まれてしまいました。

加奈子は頭が上という逆子状態になってました。この時期はお腹の中で赤ちゃんがグルグルと回っているらしく、キチンと体操をすれば元に戻るらしいです。というわけで、検診の後は、おっぱいマッサージと逆子体操の指導がありました。

おっぱいマッサージの指導の時、僕も部屋に入ろうとしたんですけど、助産婦さんに「先におっぱいのこと(乳房ケアの指導)をやりますので、それが終わるまで外で待ってて下さい」と言われ、「え?僕、別にイイですけど・・・」。助産婦さん和子さんに向かって「いいんですか?」「全然大丈夫です」というわけで、乳房ケアのレクチャー部屋へ。

どうやってケアするのか興味あったんですけど、普通、男性は一緒に指導を受けないモノなんでしょうか?普段見慣れたおっぱいなんだし、どうってコトないと思うんですけど・・・妊婦の方が嫌がるのか?それとも夫の方が敬遠するのか?それとも「同室しないモノ」という規範(男子禁制!とか)があるのか?よくワカランですが、僕達にとっては別室で待つという方が不自然なので、一緒に指導を受けました。

家に帰ってからも、「やっぱりウチらって変わってるんかなぁ?」とお互いに言い合いました(言い争いじゃないですよ)。いったいナニが、夫婦同伴の乳房ケアを阻んでいるのでしょうか?ヘンな夫婦の僕達には、「僕らって、あんまり一般的じゃないんだろうな・・・」とは理解しつつも、具体的にいったいどこがヘンなのかがよくわからないのです。どなたか、「君たちはここがヘンだ!」と教えてください。
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ネットで結婚?!(その2)

2001.05.13 (Sun)

なんで和子さんには、メールを一日2~3往復する時間があったんやろか?

答えは「辞めようと思ってた」からだ。正確にいうと「仕事辞めて嫁に行こう」と思っていたらしい。そのつもりで仕事を減らしていた。かなり減った頃にその計画がオジャンになったので、「仕事を続けることになってしもたし、とりあえず仕事のネタ探し」してた時期だったのだ。

「なんでオジャンになった?」ですね?

お見合いして、半年くらい行き来していた夫予定の人の母親に「うちの息子の稼ぎがあるのに、なんで働く必要があるの?」といわれたコトらしい。「外に出るならボランティアにして欲しい。嫁が稼ぎに出てるなんて知れたら・・・」とも言われたらしい。いまどき珍しい超保守的なオバチャンだこと。「結婚なんて妥協よ!」と思って腹をくくり掛けていた矢先に爆弾を落とされて、「あぁぁもぉ止めてやる!」ということでオジャン。

今でも時たま「新潟に嫁に行っていたら、今頃・・・」という話をする。仕事に疲れると、(和子さん)「あぁぁ新潟に行ってたら、今頃は優雅な専業主婦やったかも・・・」、(僕)「長い廊下を米のとぎ汁で雑巾がけしてるんかぁ?」、(和子さん)「ひえぇぇ勘弁してぇぇ(*_*)」

実は、僕も1995年に婚約を破棄した経験があった。僕の場合は、お互いに妥協の踏ん切りが付かなかったので、「エエイご破算じゃ!」と自分から話をひっくり返してしまった。その後、相手の人から今でいうストーカーをされてタイヘンだった。破談直後の和子さんと、破談話でメールは盛り上がったのだった (--;)。顔を見る前から、濃い~ぃ話題だったのだ。

思えば、僕と出逢った後の和子さんの仕事は、出会う前と同様に大忙し。つまり、僕にメールを送っていた時期だけが「ヒマ」だったのだ。そして、後にも先にも、「ホームページを見て、感想をメールした」というのは、僕だけ(らしい)。う~ん。人生ってなにが起こるかワカラン。
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ネットで結婚?!(その1)

2001.05.12 (Sat)

最近、「ネットで出会った男女関係のモツレによる殺人事件!」というような記事をよく目にする。実は僕らもインターネットを通して知り合った。1997年の11月のことだから、まだiモードが展開される前だったし、今ほどネットを通して男女が知り合う機会が多くない頃だ。僕のホームページ(「山田亮のアンチマッチョ宣言」http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ryo-y/)が、「山田亮の社会福祉関連講座」というタイトルで立ち上げたばかりの頃で、ちょうどYahoo(http://www.yahoo.co.jp/)にホームページが掲載された3日後のことだった。

1997年11月14日、「おもしろい研究をしてますねぇ」というメールがホームページのメール投稿ページから僕のところに届いた。実は、その時に書いていた修士論文をホームページにそのまま掲載していたんだけど、まるまる読む人なんてほとんどいなくて、おまけにメールまで送ってくるような人はいなかった。メールの最後が「ではでは」という、なんか力の抜けたメールだった。

その日のうちに返事を送ったら、そこから研究の話やら大学の話(印象に残った講義という話題で、「Web福祉講座」の岡崎祐司先生の話も出た)なんかに話題が脹らんでいった。メールが一日に2~3往復した5日後くらいに、男女の性別役割分担の話題になった。そうこうするうちに、僕たちのジェンダー観(簡単にいうと、「男はソトで仕事、女はウチで家事」という役割分担をどう思っているのかというコト)が割と近いことがわかった。

そして11月20日。「秋のいい季節を迎えています。京都のまちを散歩しませんか?」というメールが来た。き、来たぁぁぁ!ここまでのメールで「なんか、おもしろそうな人」という印象をもっていたので「即OK!」。そのメールから10日後の11月30日に晴れてご対面。僕はホームページに顔写真を載せていたので、彼女は僕の顔を知っていたけど、僕はどんな人なのか全く知らなかった。出町柳駅のホームで待ち合わせ。おおお!メールのとおりの背の高い人やなぁ!!

しかし・・・なんで僕は修論を書いていたのにこんなに時間があったんやろか?なんで和子さんは大学教員なのに、こんなに時間があったんやろ?はいっ。この疑問は明日解決します!
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腰痛しました

2001.05.11 (Fri)

4月17日は、このページの開設者の「福祉広場」の設立記念レセプションでした。スゴイ人数の人が集まっていて、僕はチョットひいてしまいました。二次会からは、和子さんも合流して、だいぶん酔いが回りました。そして、その場で「KENTO'S」というオールディーズのダンスホールの話が出たのをキッカケに、いざ三次会へGO!久しぶりに生バンドの演奏を聴いて、最終までツイストを踊ってしまいました。

翌日の朝、ご飯を食べて立ち上がろうとした時、「ピキーン」と背筋に激痛。背筋が伸びきってしまって、立てない状態になってしまいました。その日の午後の予定をキャンセルして、近所の接骨院が開くまで横になってました。なんとか激痛は収まったものの、仰向けの状態で寝るのは無理。普段の運動不足&踊り過ぎだったんでしょうか?

その日は、京都大学医療技術短大の講義でした。「腰痛のために休講」というのも格好悪いし、背骨を曲げながら前屈みで歩いて、なんとか短大までたどり着きました。行き帰りの地下鉄・バスの中で思いました。真っ直ぐに立って歩くというのはなんと難しいことかということ、これほど難しいことが「当たり前の前提」になっている交通機関の不自然さなど、普段見えないモノが少し見えたような気がしました。

帰りの地下鉄では、目の前のシルバーシートに座った修学旅行生や荷物を自分の横に置いて席を塞ぐお婆さん(京都のオバハンは意外とよくやっている)など、「あんまりやでぇ」という風景に出会ってしまいました。なかなか「席を譲ってください」とは言い出せないモノです。「僕は腰痛で立つのがやっとです」というのも言いづらいです。加速減速の度に腰に激痛が走り、「つぅぅぅ」という状態でした。普段は、こういう負荷に耐えていたんだなぁと実感しました。

座席に座っているサラリーマン風のオッチャンにはオッチャンなりのしんどさがあるだろうし、若く見える人にも見えない痛みがあるのかもしれない。皆が座って乗れる乗り物ができてこそ、バリアフリーが実現できるのかもしれないと思いました。満員電車に車いす出勤というのは、今のところ難しいですよね。そして、地下鉄という交通機関が、なんと不親切で反バリアーフリーな乗り物かということを、改めて思い知りました。これ以上地下鉄を延ばすことに意味はあるんでしょうか?ノンステップの路面電車を走らせて欲しいモノです。
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無意識のジェンダー(性別役割分担)圧力

2001.05.10 (Thu)

先日、基礎研(基礎経済科学研究所)の「ジェンダーと経済学」ゼミに出席した。テキストはE・バダンテールの『XY男とは何か』。その1章に「赤ん坊は、生まれるやいなや、しぐさや声、おもちゃや衣服の選択によって、自分がどちらの性に属しているのかを教えられるのだ。」とあった(日本語訳本49ページ)。

僕たちの間に生まれる子どもは、染色体検査の結果「XX」であることがわかっている。僕自身は、子どもの性別にはあんまり興味がなく、ただ「子どもが生まれる」ということだけで十分うれしかった。よく「女の子がほしかったん?」と聞かれるけど、正直いってどっちでも良かった。

ただ、バダンテールを読んだ今となっては、あらかじめわかっていてよかったと思っている。僕も和子さんも、「男だから○○でなければ!」「女らしい生き方を!」などという価値観とは距離のあるところにいる。なにしろ僕はほぼ専従家事担当で、彼女は稼ぎ頭。とはいっても、僕たちはサラリーマンの父親と専業主婦の母親がいる家庭でお互いが育っている。潜在的なジェンダー観をもっている可能性もあるのだ。自分のなかの無意識なジェンダー観を、子どもへ無理矢理押し付けるようなことを防げるかもしれないことを考えると、生まれる前から性別がわかっていて良かったと思っている。少しでも自分のなかの、無意識なジェンダー圧力を知る時間があるからだ。

これから生まれてくる加奈子には、興味の向くまま、着たい色の服を着て、遊びたいおもちゃで遊べる機会をできる限り保障してあげたいと思う。そして、彼女が社会に出る頃には、生き方を自分の性別に関係なく選べるようになっていればいいなと思う。僕は、いろんな生き方をする女性を知り、「女の子はこう育てねばならぬ」という呪縛を、少しでも解き放つことができるように、育てる前、そして育てながら学習していこうと思う。
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象徴宅の晩婚少子化

2001.05.09 (Wed)

キムタクこと木村拓哉と工藤静香夫妻に女の子が誕生しましたね。心美(ここみ)ちゃんと言う名前だそうで。おめでたいことです。チョット予定よりも早いのと、体重が2300グラムと小さめなのが気になりますが、元気に育って欲しいモノです。大御所小室哲哉にも子どもが生まれるそうですね。さらに今年は「日本の象徴」のお宅にも子どもが産まれる「兆候がある」ようで・・・いやぁ、今年は「コウノトリのご機嫌」がよろしいようで、タイヘン結構でございます。皆さんウチの加奈子と(無事に生まれたら)同期になるんですね?入学式に運動会、成人式と、その都度なにかと話題になることでしょう。

しかし、「日本の象徴」宅ですが、晩婚、少子、環境ホルモンの影響かなにかで女児ばっかりと、昨今の日本の世相をそのまま反映してますね。「象徴」が晩婚・少子なんだから、それが世間並みということでしょう。

年金財政の問題などを話していると、中高年の方々から「若い奴らが子どもを産まんから問題なんや!」と言われたりしますが、「まずは『象徴』を見なはれ」と言いたいです。あのお宅でもタイヘンなんだから、僕達もタイヘンなんですよ(たぶん)。「自分たちは苦労して子育てをしてきた。だから君たちも苦労しろ!」では進歩ないんじゃない?「私達は軍隊で戦争を戦った。だから君たちの世代も軍隊を持って戦争をしろ!」で良いの?

年金の世代間扶養(“今20歳以上の人(ただし専業主婦を除く)”が払っている年金保険料を“今の高齢者”が年金保険金として使うシステム)なんて、誰が発案したんだろう?食い逃げやん?言い過ぎやろかな?
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対称的な「サービス」

2001.05.08 (Tue)

今日は、親育ち子育て日記とはチョット離れますが、サービスというモノについて考えたので、チョット長目ですが日記にします。

和歌山でケアマネジャーが利用者を殺害し、口座から預金を盗むという事件があった。あってはならない事件であると同時に、起こるべくして起こった事件であるとも思える。

さて、コレとは別に、今日(5月6日)の「特命リサーチ200X!」(日テレ系)で、「一流のホテルとは?」を取りあげていた。とくにリッツ・カールトンホテルのサービスについて、印象的な紹介があった。

ある客がビーチチェアーを片付けているスタッフに「全部片付けずに、一つだけ残して置いて欲しい」と注文した。彼(客)は、誰もいないビーチでプロポーズをしようと思っていたからだ。それを聞いたスタッフは、自分の判断でテーブルや花、シャンペンを用意して、プロポーズの場所をセッティングしたという内容だった。もちろんプロポーズはうまくいったという結末だった。

僕は、このスタッフが“自分の判断で自主的に”サービスをしたというところに驚いた。もっと驚くのは、この花やシャンペンの費用は、ホテルがスタッフに、自分で考えて柔軟にサービスを行えるようにと、2000ドルの決済権を与えており、その範囲内のサービスだということだ。

「リッツ・カールトンは、その分の宿泊料を取っているではないか」と思う人もいるだろう。しかし、2000ドルのお金をサービスのために、自分の判断で使ってよいという状況の下で、横領したり着服したりせず、客の満足のために使い、また客の満足がそのまま自分の仕事のやり甲斐につながるというあたりに、サービスとはなにか?仕事の満足とはなにか?を考えずにいられなかった。

もちろん、そういったスタッフ独自の判断や決済権は、長い目で見れば、期待以上の満足を得た客をリピーターとしてホテルに呼ぶことにもなる。ちゃんとモトは取れるようになっている。しかし、この世の中には、利用料をを客(利用者)に支払わせながら、「サービスしてあげている」という意識の者もいる。さらには命やカネを奪う者さえいるのだ。

同じ「サービス」という言葉でくくられながら、和歌山のケアマネとリッツ・カールトンという、こうも差のあるモノを見せられ、仕事への主体性、仕事への評価、仕事のやり甲斐などなど、いろいろと考えさせられてしまった。
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紙おむつ or 布おむつ?

2001.05.07 (Mon)

最近、ちょっとした集まりの席や友達(女性の友達)との会話のなかで、おむつの話が出る。これまでにも、そういう話題は出ていたのかもしれないけど、俄然身近な話になってきたので興味がわいてくるようになった。

この前は、紙おむつの中に含まれる化学物質の影響で、その処理がタイヘンになっていることや、おむつ離れが遅くなるなどの話を聞いた。おむつ離れについては「べつに無理して早くなくてもイイやん?」と思うんだけど、廃棄物処理の問題はちょっと考えてしまった。

しかし、布おむつといってもなぁ・・・洗うのタイヘンだし、夏はいいけど冬はどうなるんだ?「昔はみんな布だった!」と言われそうだけど、布は布でタイヘンなのはみんなも判っているからこそ、紙おむつが登場したわけだし。

「20年前に子育てをした人には、紙おむつは抵抗があるのかもしれない」と思って、最近子育てをした人に聞いてみた。すると「併用」と答える人が身近には多かった。「すぐのおむつ交換が可能な場合には布おむつで、そうでない場合には紙おむつを使う」という。具体的には「夜中や保育所に預ける時には紙おむつを付け、それ以外はできるだけ布おむつにする」コトらしい。なかには、「家では紙おむつだったのに、保育所が布おむつで、その処理に困った」というワーキング・マザーさんもいた。どっちにしても、保育所はおむつに関しては、「利用者の都合や志向」をあんまり考慮してくれないみたいだなぁ。

家でも保育所でも、どちらかしか選択しないというのは、やっぱりいろいろと融通が利かないみたいだ。ここはひとつ、ウチも「併用」でいってみようかと思った。

実際に子育てが始まると、こんなことは言ってられないかもしれない。「一日も早くおむつ離れを!」と言っているかもしれないな・・・
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はじめまして

2001.05.01 (Tue)

「亮ちゃんの子育て・親育ち日記」の記念すべき第一稿。「一番最初は何を書こうか?」といろいろ考えていたんですけど、読んで頂く皆様へのご挨拶として、父親になる僕と母親になる和子さんのことを書くことにします。

僕たちは、1997年の11月に知り合いました。翌年の1月には一緒に住み始め、3月に婚姻届を出しました。「出逢い」についてとか、婚姻届までの経緯とか、結婚後の生活とかについては追々書いていこうと思います。なにしろ、オイオイ(^_^;)\(・_・)というような出逢いから結婚への猛ダッシュ!周囲も「何を突然・・・」というくらいの数々のドタバタ劇でした。

和子さんは現在、名古屋大学の助教授です。ほぼ毎日、新幹線に乗って名古屋と伏見(京都の伏見ですよ)の間を通勤してます。僕は、短大と専門学校で、週に数コマの講義をする非常勤講師。時間に余裕があるので家事もほとんどを僕がやってます。

そして、今年2001年の7月末~8月初めに女の子が誕生することになりました。名前は「加奈子」。いまからすでに「親バカ」状態。この先思いやられそうだけど、ホンマに楽しみ。でも、「ウチの子可愛くて仕方ないんです」という子育て日記を書くつもりはありませんのでご安心を。

これからしばらくの間、ここでコラムを書かせて頂きます。子どもが生まれるまでは、家事担当の夫と働く妊婦の生活がコラムの話題の中心になると思います。自分が社会の中で育つこと、子どもを育てること、いろいろ思い出したこと、いま感じることなどなど、思いのまま書いていこうと思っています。文体も、その日の気分によってユ~ラユラと揺れると思います。それもまた「感情の表れ」ということで読んでいただけるとうれしいです。

「自分への挑戦!」ということもありますが、可能な限り「毎日更新」(糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」はスゴイですよね)をめざします(あぁぁ、ゆーてしもたぁ)。

ご愛読、末永くよろしくお願いします。
16:44  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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