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お京阪プレミアムカー乗車レポ

2017.09.11 (Mon)

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8月20日に運行が始まった京阪特急の座席指定車プレミアムカー。8両編成の特急の6号車だけ座席指定。京阪特急は、テレビカーを走らせたり、2階建車を走らせたり、昔からなんやかんやと試みてます。

今日は、かかりつけ医に尿酸値を下げる薬を取りに行く日なので、この機会を使ってプレミアムカーに乗ってみることに。
 
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6号車の乗車口上には空席情報。10時代は一人席も二人席も空席たっぷり。下車駅に関わらず全部「○」。とはいえ、「意外と並んでる人いるなぁ」と。ところが到着してドアが開いて、アテンダントから有料席車両と伝えられ他の車両へ。結局、乗ったのは僕一人。平日の日中、それも途中駅からだと、500円払わなくても一般席でも十分座れそうですし。
 
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乗り込むとまず気が付くのが、新車独特の香り。匂いというか臭いというか、自動車でも感じるあの新車のにおい。もう半月もすれば消えてしまうんだろうけど、今のところ「まだ新車」感がありました。

大阪方面行きだと、乗車口は座席の向きでいうと後ろから乗り込むことに。この白(正確にはベージュ?)と黒のコントラストが目に入る。
 
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逆に京都方面行きだと、こちらの黒と赤のコントラストが目に入る。その場合は、2+1がこの画像と逆になる。大阪方面行きが軽い感じの白、京都方面行きが重厚な黒という、ハッキリしたコントラストはオモシロイ。
 
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足下は、一般車と違って、少し張り出しがあります。足下灯が仕込まれています。張り出しがあるとは言え、気になるものではありません。

視覚効果を狙ってでしょうか?窓下の壁面パネルは濃さが三段階になっていて、下の方が濃くなっていて、その分、立体的に目に入ります。張り出しが張り出しに見えないんです。オモシロイ。
 
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テーブルは新幹線の普通車くらいのサイズです。僕のMacBook Air11インチは、なんの問題もなく乗ります。
 
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座席背面テーブルが使えない席には、壁面テーブルか、それも使えない場合は、肘掛けに仕込まれたテーブルが用意されていますが、背面テーブルほど大きくありません。肘掛けテーブルは、せいぜい飲み物が乗る程度です。
 
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乗客が少なかったので、若い男性アテンダントさんと、ブランケットが用意されていることなど少しお話しました。ついでに写真も撮ってもらいました。後から小さな子どもが乗ってきた時も、「記念に撮りましょうか?」と声を掛けてました。

北浜までプレミアムカーに乗って、帰りは一般車で。プレミアムカーの方が静かか?と聞かれたら、「気持ち」だけかもしれません。正確に計測すると静かなのかもしれませんが、もともと京阪はカーブが多いのでそれほど速度が速くありません。その分、車内も静かです。そこにプレミアムカーの乗客の少なさが加わるのだから、総合的に静かです。私鉄最高レベルだと思います。

シートは高反発系でしょういか?デビューした頃の3000系のようなやや固めの印象です。JR山陰線で旧国鉄車両のヘタレまくった座席に長時間座って腰が痛くなるのを経験した僕には、固めの座席歓迎です。リクライニングは、思った以上に倒れます。シートピッチが確保されているので、その分、倒せるのかも。

足下灯は夜に実力を発揮するのでしょう。天井灯はギリギリ眩しさを抑えた感じ。

前の座席の背面には、テーブルと衣類や買い物袋などを引っかけられるフック、ペットボトルなどのホルダー、チョッとした読み物が入ったネットが付いています。フックは、戻した時にパタン☆と音が出ないようになってます。逆に、リクライニングはレバーで傾きを戻すと、勢いよくバン★と戻ります。

もともと一般車両だったのを改造してプレミアムカーにしている関係で、一部、座席と窓の配置がズレるところがあります。とくにもともと扉があった部分や、ロングシートがあった部分は、窓が不規則になっています。車窓を楽しみたいのであれば、大阪向きなら「8」、京都向きなら「9」がイイと思います。

乗務員室の隣は、スーツケースなど大きな荷物が置けるスペースがあります。

関西の特急は、例えば、なんば→奈良が500円、難波→関西国際空港が510円、京都→近鉄奈良が510円と、ほぼワンコインです。京阪のプレミアムカーも京都(出町柳、三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島)→大阪(京橋、天満橋、北浜、淀屋橋)は500円でわかりやすい。

京都の碁盤の目(出町柳、三条、四条、七条)から環状線の内側(京橋、天満橋、北浜、淀屋橋)まで乗るのなら、しかも桜や紅葉の観光シーズンで混雑した時期なら、500円でユッタリというのは十分値打ちがあると思います。

丹波橋や中書島、さらには樟葉や枚方市から乗るのに、400円から500円払うか?というと、なかなかないと思います。乗るとしたら特別な日限定!でしょう。例えば、入試の日はプレミアムカーが絶対にオススメです。大きな商談に向かう時もオススメです。体調の悪い日は使いたいでしょう。マラソン大会の帰りも使いたくなりそうです。ん?…この先、意外と乗る機会があるかもしれません。

 
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講演で熊本市へ行ってきました

2017.07.24 (Mon)

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7月22日から23日、熊本県の講演で熊本市へ行ってきました。行きは出発時間の都合で京阪電車から大阪モノレールで伊丹空港まで。乗り継ぎの樟葉駅。何度見ても驚く大クスノキの木。高架駅のホームを突き抜けてます。そして、右のホームを走り抜けているのは、通勤時には5ドア車両、それ以外は3ドア車両という昭和の名車5000系。そのナンバー「5555」車!
 
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家を出て乗り継ぎ乗り継ぎで、門真市駅から大阪モノレール。しかし、家を出る前から腹具合がイマイチ。ここ数週間、お腹ユルめ状態が続いていまして…門真市駅の乗り換え10分の間にトイレへGO!無事に予定どおりのモノレールに乗車。しかも、乗車ギリギリだったにも関わらず、一番前が空いていました!毎回狙ってるわけじゃないですけど、今回はなぜかこの席!という気分でした。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
大阪モノレールで千里中央駅を過ぎた、ちょうど次の少路駅との中間点くらいからの大阪一望風景。大阪空港に向かうモノレールから見られる絶景の一つだと思います。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
熊本行きの搭乗を待っていたら、隣にやって来たのはANA STAR WARS Projectの「C-3PO」機。羽田-伊丹と羽田-福岡で飛んでいる機体。たくさんの人が撮ってました。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
ふと、反対側を見ると、こっちはSTAR WARS ANA JETのR2-D2機!例え、こういうカラーリングでなくても楽しんでいたとは思いますが、よりいっそうウハウハと楽しめました。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
ザンネンながら、僕が乗ったのはANA WINGSのB737-500という、だいぶん年季の入った機体。伊丹空港を飛び立つと、すぐに左に大きく旋回して高度を上げるのですが、その時、A列側の座席だと、大阪市街が一望できます。ごくたまに、南に向かって離陸することがあり、その場合はあんまり窓の外は期待できません。

B737は順次、翼の先に大きなウイングレットが付いているB737-700や800に移行しているようです。だいぶん長いこと使ってるB737-500だけど、どうしてこんなに頑張って使ってるのかと思ったら、三菱のリージョナルジェットの納入が遅れているからのようです(情報源はこれ)。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
手前に神戸空港、奥には関西国際空港。こう見ると、近いところに空港があります。しかも、陸路のこの間に大阪国際空港(伊丹空港)もあります。なんと言いますか…。
 
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(上の画像をクリックすると拡大表示されます)
眼下に広がる郷里の高松市。今年はため池や川に水が見えます。水害の被害が出ている地域も多いのですが、香川県民にとって毎年夏の懸念と言えば「水不足」。今のところ大丈夫なようです。
 
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熊本(阿蘇くまもと)空港
からの道すがら。路面電車!それも日本で最初に導入された低床車両、熊本市交通局9700形!その時の「鉄道ジャーナル」には、路面電車の復権のような特集が組まれていたようにも記憶しています。僕が大学院修士2回生の時でした。
 
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講演会場に到着後、お昼ご飯を食べ、機材のセッティングを終え、しばらく時間があったので、講演担当さんと会場1階のくまモンスクエアへ。11時からのくまモン在室時間が終わった後だったので、比較的人も少なく、ゆっくり過ごせました。
 
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営業部長くまモンの席で来場の証を。
 
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担当さんに「意外と上手ですね」と褒めてもらいました。実は、くまモンにこの口の形はないのですが、なんか笑顔のくまモンが欲しくて。「タイピーエン食べそこなった」は、下で説明します。
 
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講演は無事、盛況に終わり、その後、懇親会を兼ねた晩ご飯。2次会へ向かう途中、この軒下を通っていたら、雨漏りする場所がありました。翌朝、その場所を見たらブルーシートが。震災で壊れて、まだ修繕されてない場所なのでしょうか?阪神淡路大震災の時も、しばらくブルーシートをあっちこっちで見かけました。なかなか全部無くならなかったなぁと思い出しました。
 
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講演の翌朝は、普段通りに起きたので、時間たっぷり。せっかくなので1時間ほど熊本城の周りを歩いてみることに。
 
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まずは加藤清正の銅像。
 
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熊本城南の長堀。むこうに見える馬具櫓の石垣は、痛々しく崩壊していました。
 
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こちらは本丸御殿東側の石垣。
 
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石垣は、キレイに並べられ通し番号が付けられていました。再建時にはモトの場所に戻されることと思います。
 
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戌亥櫓の反対側くらいの場所だったでしょうか。塀がバッタリ倒れたままに。痛々しい画像ばっかりですが、これでも地震直後よりも片付いたのでは?と思います。ニュースで見た感じでは、もっと酷い状態だったと思います。
 
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ゆっくり見て歩いたので、1時間では一周できず。蔚山町から市電に乗ることに。やってきたのは、昨日、熊本に来てはじめて撮った市電9700型。それも「9703」という同じ電車。
 
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車内は、超低床市電独特の感じ。日曜日の朝早い時間帯だったので、ゆっくり座れました。
 
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「洗馬橋」の駅標とタヌキ。♪あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ♪の船場山ではなく洗馬橋だけど、ここが歌のモデルの一つとなったらしいです。まったく予備知識なく乗っていて、「なんでタヌキ?!」と思って見たら「洗馬橋駅?!もしかしてあの船場山?」と思わずカメラを出してシャッター。突然だったのでタヌキが全部入らず。

泊まっていたホテルはエクストールイン熊本銀座通。帰りの空港までのバス乗り場からは、「熊本交通センターバス停」と「通町筋」の中間点。フロントで尋ねると「熊本交通センター前」をすすめられました。熊本交通センター前へ行くと、ちょうど前のバスが行った3分後。ボーッと20分待ってると、いつの間にやら長蛇の列。このバス停でかなりの座席が埋まってしまいました。「通町筋」から乗った客も座れてはいましたが、日によると難しいかも…という状態でした。
 
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熊本空港まで行き、お昼ご飯を食べ、搭乗手続きを終えると、ゲートの先にはボンバルディアDHC8-Q400。
 
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テクテク歩いて近づく乗機スタイル。屋根付きのボーディングスロープ。バニラエア車椅子事件の後なので、余計に気になるボーディングスロープ。しかも屋根付き。車椅子だけでなく、松葉杖やベビーカーや膝の具合の悪い人も、あの階段よりはるかに使いやすいでしょう。
 
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熊本からの帰りもA列。でも、ランディングギアの真横。でも、いろいろ楽しみはあるのです。
 
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ん?なんだか応急処置的にコーティングされた跡があります。部分はどうなっていたのでしょ?知りたいような知りたくないような。
 
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熊本空港も西に向かって飛び立ち、伊丹へ向かう便はそこから左に急旋回。おかげでA列からは熊本空港の全景を見ることができました。


伊丹空港へ帰ってくる場合、僕はA列一択。それは、毎回この光景を楽しみにしているから。10年間住んでいた大阪の街を上から眺めるのは楽しいです。全国いろんなところから飛び立った飛行機が、大阪の街の上空を通って伊丹空港へ向かうので、「あ~帰ってきたなぁ」という気持ちになれます。

動画は、背景が大阪城から始まってますが、この前には八尾空港が見えますし、その前は大和川も見られます。日によっては生駒山の方まで旋回することがあります。大阪城から、造幣局、梅田を通って、淀川を超え、三国駅から服部駅、大阪音大を通って、え?まだ降りない?もうメイン滑走路は見えてるのに、と思ったら急に高度が下がり…という実況をしたいくらい。
 
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伊丹空港では、熊本空港のようなスロープじゃなくて、飛行機に付いていたタラップを降り、そこからテクテク。横は最新鋭のB787。この翼のひねり具合がたまりません。
 
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帰りはボンバルディアのプロペラ機。収納スペースが狭い関係で、荷物は預けることに。もう少し小さなカバンで行けたのに、なぜか最近よく使う白のスーツケース(十分小型ですけど)で、しかも帰りがボンバルディアのプロペラ機と知っていながら…。
 
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荷物が出てくるのを待っていたら、伊丹空港から京都駅行きのバスとの接続が悪く、またまた出たばっかりでした。といっても20分に1本。それに蒸し暑いはずの大阪が意外と涼しい。外で待つのに耐えられる程度の暑さ。暑さもあってか、バスも早めに到着。2人がけ座席に一人でノンビリ京都まで帰りました。帰りは、乗り継ぎ乗り継ぎのモノレール&京阪は、若干キビシイところ。たいした渋滞もなく、無事に京都駅前。そして京都駅からも問題なく、お泊まりパーティーの後の女子高生3人が待つ我が家に帰りました。

さてさて、ここからは熊本で食べたモンの画像。
 
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「肉びすとろ グルマン 三年坂」の阿蘇のあか牛ステーキ丼(1980円)。

熊本に到着後、すぐに食べようと思っていたのはタイピーエン。

昔、「桃太郎電鉄」というテレビゲームをしていて、熊本の物件で出てくる「タイピーエン屋」。他の店は「いきなりだんご屋」や「からしレンコン屋」「太秋柿園」とイメージがつかめるけど、「タイピーエン」だけは「なに?」でした。そこで熊本空港のレストランで食べてから、熊本市内へ向かおう!と思っていたら、到着時にはまだレストランが開店してませんでした。

そこで、次のタイピーエンの店で調べていたのが、紅蘭亭。11時半開店を確認して、11時32分頃行ってみると「20分待ちです」と。20分待ってもヨカッタのですが、なぜか「敗北感」ゆえ、他の店へと頭が切り替わってしまいました。紅蘭亭まで案内してくれた講演担当さんの姿を追うと、「え?!20分待ち…うわぁ」と「他になんか食べる所ありませんか?」と尋ねると「タイピーエンより少々お高くなりますが…」と紹介されたのが、「肉ビストロ…」。

期せずして阿蘇の牛肉を頂くことに。なかなかのお味でしたが、問題は量!多い!多すぎる!高校生や大学生が食べる量でした。あの量で2000円弱なら、食べ盛りでも満足でしょう。僕には多過ぎで、お腹の中は牛肉だらけでした。おかげで講演はエンジン全開で突入できました。
 
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講演後は、懇親会を兼ねた晩ご飯会。場所は「食彩浪漫 HERO海 (ヒーロー海) 手取本町店」。元々映画館だった場所らしく、店内にはそれと分かる段差が。

天草市牛深から送られてきた魚の刺身。「そういや魚の刺身って、こんなが歯ごたえや弾力があったよなぁ」と思い出させてくれる刺身でした。京都では普段なかなかこういう、刺身に出会えません。とくに、「オジサン」が味わい深かったです。
 
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「せっかく、熊本に来たんだから」と頼んでくれたのが「馬肉ステーキ」。ジビエブームのはしりの頃、フランス料理屋で鹿肉を食べた時の、あんまりよくない印象が頭をよぎり「ん~大丈夫かな?」とひと口。

予想外の美味さ!これはいくらでも食べられる!僕はラムが好きなんだけど、ラムが苦手という人もいます。そんなラムが苦手という人でも、馬肉ステーキはいけると思います。
 
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そして、熊本と言えば馬刺し!赤身、フタエゴ、霜降り、タテガミだったと記憶しています。霜降りとタテガミがトロットロで、馬肉ステーキのアッサリさとまったく違う味わいでした。

「馬刺し、大丈夫ですか?」と心配して聞いて下さる皆様。全然、問題ございません。美味しく頂きました。

飲み物はズッと生ビールでいってたんですが、最期に、「九州やったらやっぱり焼酎やろ!」と思い、聞いてみると、この店には「萬緑」というなかなか他では置いていない米焼酎があるというので、それを注文。口当たりはカキーンとくる色とりどりの花火。そしてあとくちが爽やかな、夏に合う焼酎でした。
 
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すっかりお腹いっぱいになったところで、一次会を終え、次!昼間、食べ損なったタイピーエンが食べられる店を探してくれました。行ったのは、「ジャンジャンゴー」。そこのタイピーエンは、「元祖紅蘭亭より直伝のタイピーエン」とのこと。満腹の胃袋でもスイッと入っていくやさしい味。とはいえ、タイピーエンは思った以上に器がデカい。全部食べきれずにギブアップ。

「も、もう食べられない…」と漫画に出てくる寝言を口にしながら、ホテルのベッドへ一直線。
 
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昨晩は、満腹で撃沈したタイピーエン。このままだと、なんだか落ち着かないので、早めに熊本空港へ行き、到着時に食べそこなった空港にある「ラーメンダイニング くすのき」のタイピーエンをゆっくり満喫。基本的には、長崎のチャンポンの麺を春雨にした感じでしょうか?長崎チャンポンが好きなので、なんの違和感もなくサラッと完食。これで思い残すことはない!

熊本は満腹&満足でした。

 
15:44  |  旅行  |  Comment(0)

アメリカンおじさん達と神戸へ

2017.07.17 (Mon)

ウチの和子はんが大会長をしている学会学術会議(通称:学会)が京都であり、その登壇者の夫と友達の案内役を仰せつかり、16日の日曜日は彼らと過ごしました。一人はシカゴ近郊ロックフォードからのボブさん、もう一人はニューヨークからのハロルドさん。二人ともリタイア生活をエンジョイしていて、ボブさんは静かなジェントルマン。ハロルドさんは陽気なスポーツマン。

9時に宿泊先のホテルに迎えに行った後、夜20時半までの11時間半。英語でフル活動でしたが、お二人の人柄のおかげか、不思議と言葉に詰まることはなく、スムーズでした(なにしろ言い終わるまで待っててくれる!そして「なに?なに?」という態度を維持してくれる!)。聞き取りは相変わらずザックリです。微妙な賛否の違いや温度差を聞き取れないのは相変わらず。

そのかわり、「発音キレイだね」は、今回も言われました。これはモノマネ好きだから。発音は大人になってからでも十分身につきます。聞こえるままに真似すればいいだけ。「エポゥ」を「アップル」にしなければイイだけのこと。聞こえるまま自分で話す。たったそれだけ。ただ、発音のことを褒めるのは、時制や変格がチャントできていないから、発音だけが目立っている可能性大。せめて中学生レベルを維持できれば…です。12月にはホノルルマラソンに行くし、それまでには!
 
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さてさて、ホテルで彼ら二人をキャッチした後、移動先のホテルのチェックインを先に済ます。そして、彼ら2人が「行きたい!」という京都鉄道博物館へ。

博物館の前まで行くと、早くも行列。並んでいるうちに、ハロルドさんが日本語の練習を始める。「"Three tickets" は日本語でどう言えばいい?」と聞かれたので、「3枚」と答えたら「1、2、3枚」と練習。するとボブさんが「くら?くで?くだ?」というので、「もしかして『下さい』?」というと「それそれ!」と。「なんだそれ?」とハロルドさん。「よりポライトかつノーブリッシュな日本語」と僕が説明すると、「ノーブリッシュ!いいねぇ『3枚下さい』ね」とブツブツ「3枚下さい」を練習。

そして、いよいよ入場券購入!

がっ!
そこにあったのは自動券売機でした。
 
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500系の真っ正面。この角度から見ると…
 
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コウイカだな。
 
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アメリカン「鉄ちゃん」は、英語の部分をジックリ読む。そして、枕木のコーナーではえらく感動してました。「スゴイです!日本の鉄道の乗り心地がいいはずです」。
 
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100系新幹線の足回りが気になるハロルドさん。この後、デカい図体を潜り込ませて、なにやら確認しておりました。
 
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屋上からの眺め京都タワーと東寺の間を行くサンダーバード。

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さてさて、オジサン達二人は、鉄道の中でも特に新幹線が大好き。「速いのがイイのだ!」。そこに加えて、「高いのもイイのだ!」という、わかりやすい男子思考です。

というわけで、京都に滞在しているし、祇園祭シーズンまっただ中だけど、新幹線に乗って神戸へ。運良く、やって来たのは岡山行きの「ひかり」。

「ジャパンレールパス」は、期間中何度も乗り降りできるけど、「のぞみ」と「みずほ」に乗れない制約付き。東海道新幹線区域で「のぞみ」に乗れないとなると、かなり便数が限られる。後で調べたところ、新大阪~岡山間の昼間は1時間に一本のみ。なんて不便。たまたまその1時間に一本の「ひかり」に乗れたというのはラッキーとしか言いようがない。

「窓際!」と一目散なのも鉄道好き行動。新大阪を出てすぐの宮原操車場には「瑞風」の姿が!はじめて現物を見ました。約30分で目的地の新神戸駅へ。

ココからが難問。事前に聞いていたのは「六甲山に行きたい」という情報。なるほど「高いところもイイ!」ですな。調べてみると、六甲山へは、新神戸から地下鉄に乗って、阪急に乗り換えて、神戸市バスに乗り換えて、ケーブルカーに乗って…ん~けっこう移動がタイヘンだぞ。「以前、日本に来た時にも行った」とも情報が。うむ、よほど高いところへ行きたいのだろうと確信。一応、出掛ける前に念のため時刻と値段を確認しておきました。

で、新神戸駅に到着。ボブさんに聞いてみると、「ん?すぐそこから出てるよ」と言っている。あれ?話が違うぞ?どういうこと?と聞いてみるけど、よくわからない。「とりあえず行ってみよう」ということで、「ん~僕の記憶が確かなら…コッチだ!」というのでグングン歩いて行く。

布引ハーブ園」!!

ケーブルカーじゃなくてロープウェイね。ボブさんに確認すると、「うん、ロープウェイ」。ケーブルカーとロープウェイは似て非なるモノ。鉄道好きなら、この二つを間違うことはないが、「どっちでもエエ」という人にとっては、どっちも山へ行く時に乗るモノで混同しがちなのかも。

新神戸駅から歩いて数分。途中、工事中のエリアがあってややこしいけど、「布引ハーブ園」の表示は出ている(ただしJapanese Only)。それに沿って歩くだけで乗り場に到着。なんて簡単!だれやの?六甲山へ、それもケーブルカーって聞いたのは?
 
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高いところはイイねぇ。

「あの向こうの島は、埋め立ててるんだろ?なんてこったい…」というボブさん。ハロルドさんも、「自然がエエのになぁ」と答える。「埋め立てといえば…あの悪趣味な…」とボブさんが言うので、なにが来るのかと思えば、「ほら、あの、石油の…」と出てこない。ハロルドさん、すかさず、

「ドゥバーイだろ?」

と答える。僕も「あのパームツリー型の?」と乗っかる。あれはアメリカ人が見ても、やっぱり悪趣味なんですな…という人もいるってコトですけど(ハロルドさんは"Not all"をことあるごとに言ってた)、共通認識というのは、なんとなく嬉しいような楽になるような気分です。
 
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山頂駅を降りて、ボブさんと。この後、どこかへ行くわけでなく、降りてすぐのカフェでビールを飲み、ひとしきり喋って、そしてまた乗って降りる。乗り物好きは、ハーブ園を見て回ったりしなくても、「見た」「乗った」「行った」で十分なのです。同じ感覚のオジサン達でほんと楽チン。

ボブさんはアルコールを飲まない人なんだけど、ハロルドさんは水代わりにビールを飲む感じ。テラスの椅子に座って何を熱心に議論したかというと、NFL界を揺るがしたトム・ブレイディーの「デフレートゲート(deflategate)」事件について(笑)。話には伏線がありました。ロープウェイの乗り口へ行く道中。道に迷っている風の欧米系男子4人組。聞けばメルボルンからの旅行者。「メルボルンといえば…」とスポーツ好きのハロルドさんが「オージーフットボールの☆☆!」という話に。ロープウェイ乗車中は、一時、フットボールの話は途切れていたけど、ふとした拍子に話題がフットボールに戻る。そこから「ペイトリオッツは強すぎるねぇ」「ベリチックは移籍して欲しいよ」という話に。そして、話題は「デフレートゲート」に。

「アレは無いわ」というボブさんと、「アレも含めてNFLってモンよ」というハロルドさん。両者白熱の議論。僕はと言うと、NFLは好きだけど、あの件に関しては「真相は闇」な立場。正直言って、強すぎるペイトリオッツに嫌気がさしているので、ブレイディーが出場停止になって「やった!」だった…という話を伝えると、「まぁ、それはあるな」とご両人。とはいえ、両者の結論は出ないまま、議論ゲームは終わったのでした。いいんです。合意に至らずとも、これは意見や考えを深めるゲームだから。
 
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「ビールも無くなったし、降りるか!」ということで山頂駅から下りへ。ハーブ園は全く見ずに帰る男子達。

このあと、ハロルドさんは彼女へのお土産のスカーフを購入。条件は、シルク100%で日本製。手頃なのが見付かりパッと購入。買い物が速い!この辺りも男子!買い物が終わると、「さて!次は?」なので、「とりあえずビール」。

一軒、日本的なお食事処で一杯引っかけた後、ハーバーランドまで行き海風を浴びながらまた一杯。さて、そろそろ京都に帰りますか!と神戸の港を後にしたのは18時半。ところがここからが長かった。
 
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神戸から三宮へ行き、そこから地下鉄で新神戸へ。ところが、新神戸駅では「ひかり」が行ったばかり。次の「こだま」は30分待ち。ヤレヤレ。
 
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新神戸駅は、たいして見るモノもなく、ブ~ラブラ。ブラブラしながらも話は絶えずなにかしてる2人。僕は疲れてくると、聞き取り力がさらに落ち、聞こえてくるのはもはや言葉ではなく風景音。

そして新大阪行きの「こだま」に乗ると、あっという間に新大阪。そして新大阪で再び30分待ち、東京行きの「ひかり」へ。待ち時間1時間、乗ってる時間は30分。これでも在来線で京都まで行くのとほぼ同じ所要時間。

京都駅からはキャブ(=タクシー)に乗って学会メンバー御一行様と合流。到着したのは20時半でした。

前々日から一泊二日の神奈川県厚木市で仕事をして、帰ってきた翌日に英語シャワー。ホテルに迎えに行く前はどうなることかと思ってたけど、合流してからはアッという間の楽しい一日でした。

オーケー、ベイ~ベ!
 
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講演で厚木市に行ってきました

2017.07.17 (Mon)

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アンリツ株式会社での講演で神奈川県厚木市へ行ってきました。

出発した京都は蒸し蒸しと暑い、祇園祭山鉾巡航数日前独特の気候。それが米原を過ぎ、岐阜羽島駅通過時は土砂降りの大雨。高山線の「特急ひだ」は一部運転見合わせと新幹線の情報掲示されていました。そんな天気も、名古屋を過ぎて、豊橋をすぎる頃には落ち着き、富士川を通過する頃には、♪頭を雲の上に出し〜♪でした。だけど、これはさらにその上に雲があり、雲に取り囲まれた富士山の頂上でした。
 
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新横浜から横浜線で町田駅まで。町田駅で小田急線に乗り換えて本厚木駅まで。今年は海老名市でも講演していて、なんとなく小田急沿線が続いています。土地勘もボチボチとできてきたと思ってたら、相模大野駅で藤沢行きに乗りそうになってしまいました。慣れてきた頃がアブナイとは、よく言ったもんです。

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駅を降りると、本厚木駅前の厚木なかちょう大通りを目指す。お昼前に到着したので、ランチ場所を物色。事前に、禁煙と非チェーン店を条件に検索して出てきたのが…
 
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BON」。階段を下りて入る洋食屋な感じのお店。
 
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店のサイトにもある、ハヤシライスをオーダー。確かに、懐かしいハヤシライスの味がしました。といっても、今ひとつ味に敏感でない僕には微妙な違いはわからず、材料がどうだとか、煮込み具合がどうだとかを考察する間もなく、腹ペコの胃袋にあっという間に流し込まれたのでした。

講演は無事に終わり、翌日の料理教室の打合せも終わり、本厚木駅近くで晩ご飯。
 
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ホルモン亭大ちゃん」へ。昭和な感じのホルモン屋。厚木はホルモンが有名らしく、あっちこっちにホルモンの店がありました。
 
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たま〜にハズレのホルモン屋がありますが、ここのホルモンは美味しかったです。味噌だれも合ってました。ビールがすすむすすむ。ご一緒して下さったWさんありがとうございました。ゴキゲンな人と飲むビールは美味しいね!
 
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翌朝は雲一つない青空。もう梅雨は明けたのか?というくらいの晴れっぷり。しかし…本厚木駅前を通る女子高生と思われる生徒の制服のスカート丈!短すぎるやろ!という感じでした。真夏のような日差しには、マッチしていたと思いますけど。
 
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集合時刻よりも早く着いたのでウロウロ。駅前のマツモトキヨシは、講演でも触れましたが、ランドマーク的な店のようでした。
 
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せっかくなので、小田急線の路線図を。小田急は覚えやすい路線構成だと思います。一方、西武鉄道&東武鉄道は覚えにくい。
 
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帰りはMSEで…ではなく、たまたまホームに上がったら入線してました。小田急のロマンスカーは何度か乗りましたが、いつもEXE。VSEもこのMSEはまだ乗ったことがありません。
 
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新横浜からの新幹線の座席を横浜線に乗ってから予約しようとすると、ちょうどいい時間の「のぞみ」の普通車は満席。前後の便を探すも、京都まではほぼ満席。「かくなるうえは…」とグリーン席を探すと、こちらはまだマシ。「今のうちに」とポチッと予約。新横浜を出る時は、グリーン席でもかなりの座席が埋まっていましたが、僕の隣は京都まで空席でした。講演のレポートやらなんやら雑務に専念できました。

今回は、二日間の講演で本厚木駅前に泊まったので、比較的ゆっくり移動できた気がします。といっても、あちこち見て歩いたわけではないですけど、それでもチョロチョロと街や人の様子を垣間見ることができました。とくに私鉄に乗ると、より地元感と接することができる気がします。

 
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JR大阪駅の屋根は…

2017.07.17 (Mon)

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JR大阪駅の屋根は、なぜにこうなったのでしょうか?どんどんホームが延びたり増えたりしたのに併せて、屋根を継ぎ足し継ぎ足ししたせいで、こうなったのでしょうか?数種類の素材と形状の屋根が存在してます。

2011年に今のような駅になったのですが、その時も、このホームの屋根は変えようという話にならなかったんでしょうか?なんだか行き当たりばったりで、その場その場の「やっつけ仕事」に見える屋根が、大阪らしいと言えば大阪らしいですが、それとも「これがイイ」ということでこれになったのでしょうか?

この上に大屋根があるのだし、大屋根の無い駅の端っこだけホーム屋根があればいいのでは?と思うのですが。調べてみると、雨が降り込むんでしょうか?新しい駅になった後から、手前のガラス屋根が作られたようで、やっぱり行き当たりばったりだったようです。

ホームにいる分には、あんまり気になりませんが、上から見ると、なんともはや…な印象です。
 
19:13  |  旅行  |  Comment(0)

下関市豊北町へ弾丸往復

2017.07.03 (Mon)

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先日は、和歌山県海南市への弾丸往復を記事にしましたが、今回はもっと遠い山口県下関市豊北町への日帰り弾丸往復ツアー。時間を正確に計算したところ、60分の講演(講演内容はこちら)をするのに往復9時間30分という、なんとも贅沢な「乗り鉄」旅でした。

朝は思いのほかゆっくりスタート。京都駅を9:50に出発するのぞみ11号博多行き。この時点で、京都駅は湿度が異様に高く蒸し蒸し。真夏のような蒸し暑さ。
 
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途中の姫路城パチリ☆はほぼ毎回やってます。今日も真っ白やなぁ~。写真には撮れなかったんだけど、この直後に姫路駅を通過時、新大阪方面ホームに停車していたのは500 TYPE EVA。撮り損ないました。
 
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のぞみからこだまに乗り換えるのは広島駅。その手前に見えるは、広島カープの本拠地マツダスタジアム。デーゲームの試合は13:30から。広島駅到着は11:26。試合開始2時間前だけど、広島駅の新幹線ホームはレプリカユニフォームを着たカープ女子ならびにカープ男子であふれかえっていました。やっぱり女子率高いですね。とくに新幹線を利用して応援に来るのは女子が多いようです。
 
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そんなファンの熱さが乗り移ったのか、売店で腹の足しにと買ったのが、むき甘栗と「カープかつ」。むき甘栗の横に書いてある「むいてあるけぇね~!」は、半分大阪言語圏、半分中国言語圏の香川県出身の僕には、近いところまで発音できるけど、微妙なところでアウト!だと思います。香川だと、これは「むいとるけんの!」になると思います。

最近、おやつには無塩ナッツを食べることが多くなった僕だけど、甘栗もイイな。ランニング中の補給食にもイイかもしれない。「カープかつ ひとくちタイプ」は勢いで買ったものの、裏の原材料をみて「喉が渇きそう」なので、食べるのは家に帰ってから。

コンコースに降りる時間があれば、カープソースも買いたいところだけど、今回は乗り換え時間が5分ゆえ断念。
 
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こだまに乗り換え、何度か後続ののぞみや九州新幹線に追い越されながら新下関駅に到着。京都や広島であれだけ晴れていたのに、新下関の一つ手前の厚狭駅からは土砂降りの雨。新下関駅前は水浸し。

新下関駅からは講演担当さんの車で移動。知られざる京都人(例えば、実は濃い味好き&パン大好き京都人など)の話なんかをしながら、会場までの1時間はアッという間。
 
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山に囲まれた京都市内に住んでいると、海が間近な風景は、それだけで感激。先週の海南市も海の見える瞬間があったものの、今回はべったり海沿い。そういえば、新下関駅から豊北町までの道すがら、たくさんのバイクが通っていました。ハーレーのようなアメリカンタイプのバイクや、懐かしいヤンキーハンドルのバイクなどなど。なにかイベントでもあったんでしょうか?

60分の講演に、会場滞在時間が約100分!なんとも忙しい講演でした。もっとゆっくりしたかったのがホンネだけど、早く着いてウロウロゴソゴソしていると現地の方に気を遣わせてしまったりするし、あんまりワガママばっかり言うこともできません。

とはいえ、今回もワガママやらせて頂きました。今回は、「特牛駅から帰る」に使わせてもらいました。鉄道マニアの間では、有名な特牛駅。その名も「こっとい」。特牛をどうやったら「こっとい」と読めるのかは謎のままですが、その駅まで行きたい!できればソコから乗りたい!を実現させて頂くことに。担当さんのOKも事前にゲット。「なんでまた特牛駅に?!」とウケていたそうです。

特牛駅まで講演担当課長さんの自動車で送ってもらいました。その道すがら、「なぜ特牛駅、滝部駅の周辺だけ、山陰本線が山側に迂回しているか?」について伺いました。いわゆる「鉄道と政治」のようです。本来は、講演会場だった海沿いを通るはずが、地元有力者の意向で…という。
 
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そして、やってきました特牛駅。駅前に牛丼屋さんがあって、そこでは盛の丼しか出さない…という妄想を抱いていましたが、駅前にはほぼなんにもありません。昔はスナックだったという建物が一つ。少し向こうに数軒。

でも、「なんもない」はそれはそれで資源なのです。人が多すぎ、物がありすぎる街の生活に慣れると、なんもないけど時間はたっぷりある!が逆に浸みるんです。とくにオッサンになってからは…とくに地方出身者は…
 
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待合室の床には猫がベターンとリラックス。「なんもない」からこんな光景も生まれるんだと思います。
 
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いつの時代の改札?と思わせるような、まさに田舎の駅!な光景。ホームは向こうに見える階段を上がったところ。
 
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やって来ました!1日12本の下関方面行き(下関まで行くのは、そのうちの5本しかない)。講演終了時間と重なったのは、まさに奇跡!てっきり1両編成だと思ってたら、2両編成!
 
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しかも、他には誰も客なんていないだろう…と思っていたら、僕を含めて7人も、特牛駅から乗車。この7人が、意外な組み合わせで興味ぶかい。

まず、仕事帰りの僕。それに若い男性。彼は真っ赤っ赤に日焼けしていたので、一日かけて映画『四日間の奇跡』の聖地巡礼でもしてきたのか?という感じ。そしてカップル。このカップルは中国語を話していたけど、大陸の人のようで、でも台湾の人のような様子でもありました。ちなみに彼らとは新下関駅の新大阪行きホームで、もう一度会いました。そして残り3人はスペイン語を話す男性3人組。観光客には見えない身軽さと、列車の中でグースカ寝ている日本スタイル。おそらく定住者でしょう。

中国語のカップルに、「YOUはなにしに特牛駅に?」と聞いてみたかったです。豊北町の観光資源掘り出しに有益かもしれない。
 
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まずは、特牛駅から小串駅まで。2両編成のキハ47のワンマンカー。車内はこれぞ国鉄ディーゼルカー!ロンングシート化されてないのがいい(車端部はロングシート化されていたけど)!窓際席の足下には出っ張り。あぁ昭和だ座りにくい。でも、座席の高さ、座面の奥行きがシックリくる。自分が昭和の尻の持ち主であることを改めて実感。
 
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ところで、車内を撮っていて気付いた吊り広告。「佐野史郎&山本恭司小泉八雲・朗読の夕べ」。冬彦さんとVOW WOWの二人がユニット組んで活動しているのを知りました。二人とも島根県出身。高校時代には一緒にバンド活動をしていたとか。山陰線だなぁという印象。まさかこんなところで恭二さんのお姿を拝見するとは思いませんでした。この部分を書きながら、しばしVOW WOWのYouTube映像を見入ってしまった(懐かしい&人見元基スゲェ!)。
 
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画像と文字はだいぶん進んでるけど、列車はまだ特牛駅を出てすぐのところを走ってます。特牛駅は、今でこそ単線駅で上下線が同じホームの面に止まる駅だけど、その昔は、行き違いのできる駅だったらしい。使われなくなった線路が雑草に埋もれていました。こういう旧線の跡を見付けるのも、僕の乗り鉄旅の楽しみ。
 
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山口県と言えば「黄色いガードレール」。毎回、なぜ?と不思議な光景。他では見かけないですね。列車は、滝部駅と長門二見駅の間の山の中を走ってます。海側に山陰線を通していれば、こんなにノロノロで走ることはなかったのかもしれないけど、このノロさも、たまにはイイ感じ。JR西日本の豪華列車「瑞風」もこの線をきっとノロノロと走るんだろうな。
 
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長門二見駅から宇賀本郷駅に向かう海岸ライン。ここのガードレールは白い。天気がいいと、キレイだろうな。眩しくて暑いのを覚悟で海の見える西側席をチョイス。最近は、山を走るトレイルランもするので、山を見るのも楽しいんだけど、やっぱり普段海を見ない生活をしているのもあって、海分をここで集中吸収。

湯玉駅の乗り場案内には、「長門市 京都方面乗り場」と書かれていました。確かに、山陰本線はズーッと行けば京都駅にたどり着くけど、ここは山口県。その間に島根県もあれば、鳥取県、兵庫県もある。京都に出るなら、下関まで出て山陽本線→東海道本線の方が便利だしね。あまりにも遠い目的地が表示されていてビックリ。
 
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小串駅で乗り換え。向かいのホームで連絡なので、最小限の移動距離。ココからは車掌さんのいる列車。旧国鉄カラーのタラコ色気動車が大活躍。JR西日本の経費削減の一環で始まった、車両一色化。他の色はともかく、このタラコ色はあんまり違和感なく受け入れてます。
 
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吉見駅~福江駅。久しぶりに青空が見え、手前にはラーメン屋の派手な建物。色補正無しです。
 
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小串から37分で幡生(はたぶ)駅。特牛ほどではないけど、これまた読みにくい駅名。ここから山陽本線に一駅乗って新下関駅へ。あっちのホームに写っているのが、僕が乗ってきたタラコ色の山陰本線。こっちのホームの屋根が鉄骨感むき出しで、これまた昭和臭プンプン。このホームの3番線は「小串、長門市方面」に。さすがに「京都方面」だと、山陰本線でも山陽本線でも行けてしまうから、ややこしい。
 
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一足先に、乗ってきたディーゼルが下関に向けて出発。あと二駅で九州。その線路をまたぐ跨線橋も、これまた鉄骨感むき出し。
 
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幡生駅から新下関駅までは一駅。乗った車両は以前の221系を思い起こす配色の車内。今、走っている221系は、改造車が大半なので、背もたれの持ち手やつり革が黄色だけど、以前はこんな配色だったな。
 
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車内は少し前のアーバンネットワーク車両色。でも表はご存じ末期色(真っ黄色?)。なんでこんな色になったのよ…という色。でも、これでも京阪神間の青虫色(抹茶色というのか?)よりはマシ。とくに、新快速で活躍した117系の抹茶色はなんだか見るに忍びないという個人的感想。若い鉄道マニアが、223系の抹茶色が想像しにくいのと同じだと思う。
 
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お昼過ぎに到着した時は土砂降りだった新下関駅前も、夕方にはこの通りの天気。
 
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新下関からはさくらで新大阪まで乗り、そこから一駅だけ東海道新幹線で京都へ。新山口や徳山、広島からのぞみに乗り換える方法もあるけど、日曜日夜の東京方面行きのぞみはすでに座席が満席状態。さくらはまだ空席があったので、こちらを選択。
 
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座席に座って、いつも後悔。さくらものぞみも同じN700系だけど、指定席の座席はかなり違う。通路を挟んで2人掛けと3人掛けが並ぶのぞみに対して、通路の両側が2人掛けのさくら。その分幅が広く、座席も豪華でフカフカ。肘掛けも分厚い。一般的にはさくらの方がイイ座席と言われているけど、僕にはさくらの座席は大きすぎる。国鉄ディーゼルカーの座席がピッタリ合う僕の尻には、21世紀型の座席が合わない。奥行きが長くフワフワしたシートで、丹田に力を入れて座り続けるのはなかなか難しいのです。背中のS字部分と背もたれが合わさらないのも、疲れる原因かも。自由席座席の方が、僕には合ってるんです。哀しき昭和体型。
 
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新大阪から乗ったN700A。あぁ、やっぱりこっちの座席の方が僕には合ってる。N700Aだとグリーンの座席も座り心地悪くないんですけどねぇ。

今回は、駅での待ち時間を入れて往復9時間30分の鉄道旅でした。先日のように新幹線の架線が切れたり、地震のために線路状況の確認が入ったりせず、最後まで定刻運行でした。当たり前だけど、素晴らしいことです。

 
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和歌山県海南市へ弾丸往復

2017.06.25 (Sun)

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海南市での講演の仕事(講演内容はこちら)で行ってきました。といっても、ほとんど行って→仕事して→帰るというシンプルな行程に。天王寺から乗った紀州路快速は順調に日根野で関空快速を切り離し、和歌山へ。

思えば、日根野までは何度も来ているのに、そこから先の和歌山方面となると、これはだいぶん久しぶり。和歌山市内に来る時は、たいてい南海電車で来るので、JR和歌山駅はかなり久しぶり。前回、いつ来たのか記憶にないくらい。もしかしたらはじめて降り立ったのかも。

僕の乗った紀州路快速は定刻に和歌山駅に到着して、和歌山から先にある会場最寄り駅である下津駅まで乗る電車に乗り込んで出発待ち。ところが、出発時刻の9:16近くになって、9:14和歌山駅着の後続の紀州路快速が、遅れているので、その到着を待ってから出発するとのアナウンス。結局、4分遅れで和歌山駅を出発。遅延の原因は、橋桁に自動車がぶつかり、それに伴う線路の確認があったからだそうな。雨で遅れるのは恒例のJR阪和線だけど、思わぬ原因での遅延。
 
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僕が乗ってきた紀州路快速は、8:56和歌山駅着。20分の乗り換え時間。その間に、ちょっと撮り鉄。いたいた!残り少なくなってきた103系。あっちにもこっちにもゴロゴロいた103系も、ここ数年で一気に減りました。奥には和歌山線の105系。これまた昭和車両。
 
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講演は無事、盛況のうちに終わりホッと一息。帰りは、和歌山駅で降りて、和歌山ラーメン食べて帰ろう!と思って、オススメ店も担当さんに聞いて、準備はバッチリ。店巡りは「ラーメンタクシー」に電話して…といろいろ段取りしてました。

ところが、鉄道好きの僕なのに、ウッカリ下津駅から天王寺駅までの切符を買ってしまいました。下津駅は自動販売機でしか切符が買えず、しかも最長が大阪駅まで。それを見て、より遠いところまでの切符を買うスイッチが入ったようです。

下津駅から、和歌山行きの電車に乗ってから気が付いた。買った切符は、「途中下車無効」の切符。遠距離の切符なら、2,3日間有効で、その間、駅から出たり入ったりしながら旅ができるのですが、この種の切符では無理。念のため、和歌山駅で聞いてみました。すると、まったく改札から出ることが不可能なわけではない。ただし、時間制限がある。それはラーメンを食べに行って帰って来るのに十分な時間ではない。ということでした。

おまけに、JRの運賃形態ではよく起こることですが、出発地から目的地まで通しで買うよりも、一度途中下車して分割して買う方が安くなるのです。下津から天王寺までを通りで買うと1,490円。それが和歌山で一度駅を出て、ラーメンを食べて、和歌山駅からの切符を買うとどうなるか?下津→和歌山が320円、それに和歌山→天王寺が860円。合計1,180円。通しの切符よりも310円安い!ラーメンが310円引きで食べられたんです。
 
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講演の後半、腹ペコでお腹が鳴っていたにもかかわらず、和歌山で降りることなく、天王寺まで乗りました。天王寺は環状線側のホームに到着したのですが、阪和線ホームまであがってホームの屋根をパシャリ。ここの鉄骨ホームの構造と明るさは、なんだか日本の駅ではないような感じさえもってしまいます。

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そして、この屋根を撮った場所のすぐ左にあるのが、「麺家 天王寺店」。

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そこで490円の鶏天うどんを食べました。和歌山ラーメンの代わりに大阪の鶏天うどん。まぁコレはコレでヨカッタと思います。なにしろ、この天王寺駅のうどん・そば屋。あれほど天王寺駅を使っていながら、一回も入ったことありませんでしたから。元居住地の杉本町は、天王寺から次の快速停車駅までにある各駅停車しか停まらない駅なので、快速や特急用のホームにある「麺家」に近寄ることすらなかったですから。
 
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そして家に帰った、その日の晩。博多へ出張に出ていた和子さんが九州ラーメンのセットをお土産に持って帰ってきました。和歌山ラーメンから、今度は九州ラーメンに。なかなか和歌山ラーメンにたどり着けません。今のところ11月に再度和歌山へ行く予定があるので、その時にラーメン再トライします。

 
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比叡山の帰りに坂本駅から初乗車

2017.05.28 (Sun)

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5月24日、新しく買ったトレイルシューズHOKA ONEONE ChallengerATR2のシェイクダウンで比叡山に登ってきました。

天気予報は午後から下り坂。なるべく早く登って降りて帰ろうと思っていたのですが、どうにもこうにも足に力が入らずケーブル比叡駅で終了することに。

とはいえ、このままケーブル比叡駅から八瀬比叡山口経由で帰るのは以前やったし、同じコースで帰るのはシャクだし、なんせケーブルは乗車賃が高い!

かくなるうえは、琵琶湖側に降りて、そこから電車で帰ろう!ということに。たまたまケーブル駅で、これから坂本(琵琶湖側)へ向かうという人がいたのも、後押しに。つつじが丘で写真を撮っている間に、彼に抜かれ、その後、追いつくことはできず。

比叡山から琵琶湖は、尾根に沿って北へ走っている途中で何度か見たことはあったけど、琵琶湖大橋まではっきり見たのははじめて。あそこまで走って行って帰ってくるコースも、この先チャレンジしてみたい。
 
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山を下りたところにある比叡山鉄道坂本ケーブルのケーブル坂本駅。ここまで長かった。京都市内側は、登ったり下ったりしながら、比叡山に登っていく感じ。ところが琵琶湖側の比叡山は上り下りとも一辺倒。「いつまで続くん?」という下り坂。一辺倒だと足の同じところが疲れてくるのでキツイんです。むしろ登ったり下ったりの方が、バランスよく疲れてくる感じ。

こちらのケーブルは、片道860円。京都市内側の叡山ケーブルは片道540円。とはいえ、この立派な車体と総延長2025mという日本一長いケーブル路線なので、この値段も致し方なし。ま、走って降りたのでタダでしたけど。
 
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帰り道をネットで検索すると、どうやってもJR湖西線で帰れと勧めてくる。比叡山坂本からJRへ、皇子山まで京阪に乗ってそこでJR大津京からJRへ。あるいは京阪山科まで乗ってそこからJRへと。とにかくJR推しのネット情報。それもそのはず、京阪山科からは京都市営地下鉄東西線へ。すると、運賃がドンと上がる。

はじめは僕も「そこまでJRを勧めるのなら」と京阪坂本駅を通過して、比叡山坂本駅を目指しました。が、湖西線は何度も何度も乗った路線。確かに比叡山坂本駅には降り立ったことはないけど、なんども見た風景を見るのもオモシロくない。

ということで、お値段が高いのは覚悟のうえで、京阪石山坂本線から地下鉄を経由して、京阪本線で帰ることに。坂本駅はその石山坂本線の始発駅。始発から乗る機会は、ありそうでなかなかない。京都に移り住んで20年。この京阪石山坂本線の坂本側に乗るのははじめて、しかも浜大津から三条駅まで乗るのもはじめて。このチャンスは活かすべし。

JR比叡山坂本駅から戻ってくると、目の前を出発していく京阪700系電車。しかも昔の80系塗装。
 
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一本乗り過ごしたことで、ゆっくり待ち時間。駅には鉄道むすめ石山ともか夏服バージョンのパネル。
 
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やってきたのは600系。これに乗って浜大津駅まで。
 
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電車の留まってない2番ホームの車止め。
 
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こちらは1番ホームの車止め。始発終点駅ならではの光景。
 
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これから進む先と、坂本駅のかつて京阪本線で使われていたレールを使ったモニュメント。
 
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「穴太」と書いてなんと読む?

「あなた」

と読みたいところだけど、

「あのー」と読む。
正確には「あのお」。

難読駅の一つだと思います。
 
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浜大津駅に着きました。
 
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反対側には、地下鉄東西線直通の800系。この電車は、普通の線路に加えて、路面電車(併用軌道)区間と、地下鉄区間を走る日本で唯一の車両。しかも普通の区間には、急勾配もあるし、急カーブもあるので、高機能車両。いろんな設備が備え付けられているが故に、1m辺りの単価では日本一高い車両では?と言われているようです。
 
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4両編成の4両目に乗ったのですが、カーブだとこんな感じ。まさに路面電車の感覚で曲がってます。

結局、この日は、ケーブル比叡山駅から京都一周トレイル北山コースの「No.6」から比叡山を下りるコース、坂本駅から浜大津駅を経由して蹴上げ駅までが初めてのコースでした。走りの方は今ひとつだったけど、乗り鉄の方は満足でした。

 
17:48  |  旅行  |  Comment(0)

東京一泊ツアー

2017.04.26 (Wed)

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ブラウンハンドブレンダーのPRイベント(こちらの記事に詳細が掲載されていました)で東京へ出張しました。直前まで予定が定まらないなか、最大限時間を使って、一泊二日の旅を楽しんできました。思いがけない出会いもあって、楽しくもfantasticな東京滞在になりました。

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せっかく東京で一泊するので、どこかオススメのホテルはないか、担当のリカさんオススメの「庭のホテル」へ。イベントの場所は代官山。前日17時から現地で打ち合わせということで、とりあえずホテルにチェックイン後、一駅歩いて神保町から半蔵門線で渋谷へ。そして東横線に乗り換えて代官山へ。

東横線のホームが今の場所になって、はじめて渋谷駅で乗り換え。事前に、東横線への乗り換えで半蔵門線かJRかどっちが楽か聞いておいてヨカッタです。そして人生初の代官山。代官山というと「ベイビーザスターズシャインブライト」そして、「伝説のエンマという名の刺繍屋」。映画&小説『下妻物語』からのイメージしかない、極端に偏った僕の中の代官山イメージ。

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実際に降り立った代官山は、垢抜けたオシャレな人達が姿勢よく歩いている街でした。とくにおじ様おば様方のオシャレさがすごい!!若い子はたいていどこへ行ってもオシャレだけど、中高年層のオシャレさが際立ってました。そんなハイソサイエティな街のこれまたオシャレな建物「TENOHA DAIKANYAMA」の中のキッチンスタジオで打ち合わせ。

打ち合わせが終わって、晩ご飯!ということになり、リカさんのオフィスのある神楽坂へ向かうことに。途中、僕の寄ってみたい場所があったので、そこ経由で渋谷駅へ。

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その場所とは…テレビドラマ「王様のレストラン」のロケ地になった「レストラン マダムトキ」。画像は、まさに「ベルエキップ」のまんまの門構え。あの扉を千石さんか禄郎さん、あるいは徳朝さんが開ける光景が目に浮かぶよう。今でも色あせない名作ドラマだと思う「王様のレストラン」。DVD-BOXを買ったドラマは、今のところ「王様のレストラン」だた一つ。そのくらい思い入れのあるドラマの、その舞台に行くことができて大満足。これぞ聖地巡礼!もういつ死んでもいい!…とは思いませんでしたけど。

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リカさんのオフィスに寄り、さて晩ご飯。「しょうちゃん」という焼き鳥屋へ。月曜日の夜だからか、僕らの他には客が誰もいない。「席?どこでもイイよ」という言い回しが、まさに江戸っ子という感じの大将。コの字型のカウンターだけの店で、カウンターと言うよりも番台的な感じ。「◎◎ちゃん」という店の名前を見ると、僕はそこはお好み焼き屋さん?という印象。

突き出しの空豆をつまみながらビールを飲んでると、近所の店のお姉さんらしき人が「朱肉ない?」と暖簾をくぐる?「あ?朱肉?印鑑に使うヤツ?」「そう!」「赤インクじゃダメなの?」「婚姻届の証人に判子押したいんだけどさ」「あんなのコンビニで売ってるヤツでイイんだよ!あ、とうとう結婚することになったの?」…という会話。なんか生活が垣間見えるイイ雰囲気。

しばらくすると職場の同僚とおぼしき、男女ペアがやってきた。大将とは馴染みのようで「いつもの!」な感じでオーダーが決まる。もうしばらくすると別の三人組。この三人組がすごかった。僕らを入れて三組の客が、コの字の一辺ずつに座ってたんだけど、最後の客が真ん中の辺に。そのうちの一人はどこかで見た気もする、いかにも大学の先生という感じの風貌。一人は立派なひげの西洋人(僕の修士論文担当の張先生にも似た感じの方)。一人は英語が堪能そうな女性。そのいかにも大学の先生が大将と「ボトルまだ残ってますかね?」などと話しているうちに、大将が「陣内先生」と言ったのを聞き漏らさず、すかさず「陣内教授」でGoogle検索。おおお!法政大学の陣内秀信教授。この世はスゴいことになってますね。そして西洋人はコロンビア大学のDavid G Shane教授。そして英語が堪能な女性は郡裕美大阪工大教授。

まぁ、こういう時に真っ先に聞かれるのは、「あなたは何をしてる人?」です。そして「househusband(主夫)」と答えると、男性陣から「エエなぁ~」という返事。中には主夫していることに対して、「なんで?」という感じの答えの人もいますが、そういうタイプの人はマッチョ=警戒心が強い=一目見て話しかけにくい=居酒屋で隣になっても会話が始まったりしないから、質問もされないです。そんな話からはじまり、「代官山ならあの建物を見ておくべき」「あそこの通りは…」などなど、東京とマンハッタンの歴史と街と建物とが混ざった楽しい話でした。僕はまだニューヨークに行ったことがないので、「やっぱり一生に一回は行っておくべきだなぁ」と思った次第。トランプ政権が終わったら考えます。

そして、いつも思うんだけど、本物の人というのは、素人にもわかりやすくかつ、魅力的に伝わるように説明してくれるもんですね。「まぁあんたらにはワカランでしょうけど」という感じで説明する人は、実は本人もよくわかってないか、そのコトの魅力が理解できてないか(結局、よくわかってないってコトだけど)、オモシロくない研究をしてるのに気付いたけど後戻りできず…か、ですね。

陣内教授は、久保田アナが出ていた頃の「ブラタモリ」にも出演されてたんですね(それも3回も)。それできっと、店に入ってきた時に「どこかで見たような…」と思ったんでしょう。

この一連の話の中で、僕が一番印象に残っているのは、僕の横に座っていたリカさんが、ジャック・フィニイの『ゲイルズバーグの春を愛す』の中の「クルーエット夫妻の家」について熱弁していて、それをDavid氏が「うんうん!わかるよ!」と答えていたところ。さっそくAmazonで取り寄せてみることに。あそこまで熱く語れるオモシロさなのか!と。僕は時事ものや評論、エッセイ、論文は読むけど、物語はほとんど読まないので、久しぶりにストーリー物にも触れてみようと。

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アッという間に夜も更けて、先生方とはお先に失礼して、二件目の串カツ屋で腹を足して、飯田橋から水道橋へ。うっかりというか、「え?知らなかった!」だったのが、中央線快速の色オレンジバーミリオンの車両でも各駅停車で運行してるんですね。各駅停車はレモン色と思い込んでたので、飯田橋駅で目の前に止まっていたオレンジ色の電車を乗り過ごしてしまいました。考えてみたら飯田橋に止まってる時点で各駅停車なんですけど、「オレンジは中央線快速だから」と思い込んでました。次に来たのもオレンジでしたが、今度はチャンと乗って一駅先の水道橋で降りました。時間的には、待ってる間に歩いて水道橋に行けましたね。

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ホテルの朝食。庭の緑がテーブルにも写り込んで、都会の中のオアシスっぽさを感じました。僕が食べに降りた時間、朝食レストランの6割が欧米系客でした。

仕事は14時半に代官山の現場での打ち合わせから。ホテルのチェックアウトは11時。前日、ベルエキップじゃなくてマダムトキの前からFacebookに投稿したら「なんだ東京来てるなら飯しようぜ」と高校時代の同期近藤氏から連絡があったので、一緒にお昼をすることに。それまで午前中に少しの時間。

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東京というところは、僕のなかでは、まだ点的な位置関係でしか把握できていません。実は隣の駅なのにそれに気付かないとか、近いと思ったら、その間にはものすごい坂があったり、同じ名前の駅なのにものすごく遠いなど、距離感がつかめていません。水道橋とお茶の水が近いというのも、各駅停車に乗ってようやく把握できたところ。そうだ!お茶の水といえば、あの光景じゃないか!

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鉄道好きなら、一度は目にしたことがあるだろう、この丸ノ内線がチョロッと顔を出す区間。水道橋からだと皀莢坂(さいかちざか)という、なかなかの勾配の坂を登ってお茶の水に行き、外堀を渡ったところの柵の間からこの光景。いやもう満腹でした。

神保町の岩波ホール前で高校の同期近藤氏と待ち合わせ。そころが、そこへ行き着くまでにアウトドアショップがあちこちにあるでないの。チョットずつ店を覗いていたらなかなか前に進まない。誘惑の多い街です。その前の丸ノ内線が顔を出すお茶の水界隈は楽器屋街があるし、この近隣に住んだり通勤するようになると、エライことになりそう。

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お昼は、近藤氏と「きよし」へ。巨大な鮭の塩焼き定食が有名らしく、近藤氏はそれを注文。僕は数量限定の鮭かま塩焼き定食で。いやはや本当にデカい鮭の塩焼きでした。僕のかま焼きは、特大というほどではなかったですが、かま独特の脂ののりで美味しかったです。見て満腹、食べて満腹の仕事前。大丈夫かいな?

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そんな代官山へ向かう途中に出会った東武鉄道の「クレヨンしんちゃん-まさお君」号。前日、ぼーちゃん号を見かけたのに、撮れなくて残念無念だったので、目の前に来てくれてラッキーでした。
 
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PRイベントはなんとか無事に終えることができました。急な変更もあったりしたけど、そこは場数踏んできた経験で、なんとか乗り切りました。だんだん年と共にそういうところが鈍くなっているのかもしれません。「ま、エエやん。ジタバタしてもシャーナいやん」という感じかな?
 
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イベントの最後の方で、「何が変わった? 何が変わらない??
『スーパー主夫』が見た日本男児の10年」の取材執筆の阿部さんも顔を見せてくれました。帰る方向が同じなので、しばし喉の渇きを潤すべく、一緒に東京駅の沖縄料理屋「龍潭」でおじぃ自慢のオリオンビールを。仕事終わりのビールは美味しいねぇ!プハァーーッ!!でした。取材で顔は合わせていてもプライベートでゆっくり話するのは久しぶり。長年のお付き合いゆえ、「あれはどうなった?」などなど知らないうちに積もる話もございまして、時間はアッという間に過ぎるのでした。そして、最終の一つ前21:20発の新幹線で京都へ。

今回の東京滞在は、ほぼボーッとする時間なく濃厚な時間が過ぎていましたが、再会あり新しい出会いあり、念願の場所に行けたり、見ることができたり、仕事以外でもとっても充実した時間になりました。
 
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茨城県古河市にいってきた

2017.02.12 (Sun)

茨城県古河市で講演をしました。その前後の旅の模様を。今回は、鉄っちゃんバンザイ!な鉄分多めな内容です。

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2月11日土曜日14時からの講演だったのですが、天気予報によると「西日本は所によって大雪」の予報。鉄道の運行にも影響があると判断し、前の日の金曜日に移動することに。京都駅を定刻に出発したのぞみは、滋賀県に入ったところで減速&徐行運転。すぐにアナウンスが入り「名古屋到着は13分遅れの見込み」と。近江八幡市から彦根市、米原市のあたりは吹雪のような車窓。

それが、豪雪地と知られる関ヶ原に入ると天気も良く、雪も少ない。名古屋に至っては雪はゼロ。

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富士山もいつになくクッキリ。

結局、東京駅には7分遅れくらいで到着しました。乗ったのは、残りが少なくなってきた700系のぞみ。どんどんN700系に淘汰されているので、もしかするとこれが最後の乗車になるかもしれません。700系もJR東海所属車両でした。

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東京駅近くで二つ用事をすませ、いざ古河駅へ。上野東京ラインが開通して、東京駅から宇都宮線は一本で行けるように!上野で乗り換えしなくてもイイなんて!です。

東京駅に常磐線特急の姿も。「ときわ」のE657系。以前の「フレッシュひたち」が今の「ときわ」な感じでしょうか?

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あれは!以前の「スーパーひたち」651系じゃございませんか!

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そして、古河駅に無事到着。途中の東京駅で一服しているとはいえ京都から乗り換え一回で、こんな場所まで来ることができるとは、なんて便利になったんでしょ。ちなみに京都駅までも一本なので、乗り換えは京都駅と東京駅のみ。常磐線も高崎線も乗り入れてるので、かなりの範囲が少ない乗り換えで行けるようになったんですね。

経路検索だと、大宮まで新幹線で行き、そこから在来線に乗り換えるルートが優先表示されてましたが、とくに荷物の多い時などは(今回は多くなかったけど)この乗り換えの少ないルートも重宝ですね。新幹線を使っても、大宮までなら、到着時間がそんなに変わらないのもミソ。

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講演地に前日入りするのを伝えたところ、「では!」と主催担当課で前夜祭を開いて下さいました。場所は、宴席の申し出を頂く前は、一人で行こうと思っていたのでホテルから片道2kmを歩いて行ける「寿司おかさと」の予定でした。が、送り迎えもして下さるということで「旬おかさと」へ。

なぜ、そんなに丘里へ?といいますと、昨年10月のTBS「がっちりマンデー!!」で紹介されていたから。そこで古河市の店舗が紹介されていて「そういや、2月に古河市に行くぞ!」とチェックしていたのでした。

小洒落た店内と愛想の良い女将と仲居さん達。食事も上々で、なによりも話が楽しくゴキゲンさんな宴会でした。

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翌朝は快晴!ホテルのチェックアウトまで古河市内を散歩。ホテルは駅の東側だけど、駅の西に向かってテクテク。古河は日光街道の宿場町なんですね。

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石畳の道路もあります。そこを、車が細かい段差でゴゴゴゴと音を立てて通ってます。音だけならヨーロッパの街のよう。音だけなら。
 
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二昔くらい前の建物がボチボチと残っています。これは篆刻美術館。元は旧家の蔵のようです。

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僕は名所や重要文化財的なものも嫌いじゃありませんが、街の日常や猥雑な部分を見るのも好きです。商店街や繁華街、ネオン街、遊郭跡など、生活に密着した部分こそ、その街の顔ではないか?と。

古い町並みが残っている一方で、新しい風も入っているようです。フィリピンの国旗にShowTimeの文字。
 
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そんな町を通り抜けると、渡良瀬川。「わたらせ」と聞くと、思い出すのは森高千里の「渡良瀬橋」。その橋はもっと上流の栃木県足利市に掛かっています。

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渡良瀬橋はシングルワーレントラスの橋ですが、この三国橋もシングルワーレントラス。

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橋の中ほどに、茨城県と埼玉県の県境。県境はなんだかおもしろい場所です。なんでも端っこはオモシロイ場所です。真ん中では見えない風景を感じることができます。

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橋の反対から向こうを見ると…んん?

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あれは富士山ではないのか?直線距離にして、約126km。


そして、三国橋を渡りきる所で、警報器の音が。向こうから来たのは…

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赤い車両。「東武鉄道にこんな色の電車がいたっけ?」と思ったら、前の成田エクスプレスだった253系。その改造車両の253系1000番台。なかなか見る機会のない電車に、遠目ながら姿を見ることができてラッキー!

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そして三国橋を渡ったところにあるのが、埼玉県加須市の表示。古河市の向かいにあるからなのか、この辺りは加須市向古河という地名。

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そして、向こうに見えるのは東武日光線の新古河駅。その新古河駅から「列車が通過します」というアナウンスが。おおかた急行かなんかだと思ってたら…ん??あれは…

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東武鉄道100系スペーシアでないの!東武鉄道といえばコレですよ。小田急のロマンスカーとともに、関東の私鉄特急を代表する車両といってもイイでしょう。以前、栃木県での講演の帰りにスペーシアに乗ったことがありますが、その一度だけです。なかなか乗る機会がありません。

この色は「雅」編成ですね。スペーシアが通過する時刻を調べて散歩していたわけでもないのに出会えて、本当にラッキー!それもこんな近くで!しかも駅に着いてすぐに通過するとは。片道2.5kmの散歩も無駄じゃありませんでした。

今日はめちゃめちゃついてる!と思ったら、やっぱり講演もかなり盛り上がった内容に。前夜祭からの流れそのままの楽しい古河市滞在でした。

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さてさて、帰りも上野東京ラインで東京駅まで一本で行くことに。時間的には一本前の湘南新宿ラインに乗って大宮まで行き。そこで東京行きに乗り換えることもできたんだけど、乗り換えを少なくを帰路も選択。これ一本で東京駅までいくことに。

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実は、行きも帰りもグリーン車に乗りました。はじめてSuicaカードを天井にタッチ♪しました。二階席に乗ったので揺れるかと思いきや、ほとんど揺れは感じず快適でした。

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途中の白岡駅で「特急列車の通過待ちを行います」というアナウンス。「この線に特急って走ってたっけ?」と思いながらカメラを用意していると…来た!そうか!この特急だったか!

朝、会った100系の「日光詣スペーシア」。ゴージャスな色合いでした。

ところで、古河駅からの宇都宮線沿線には、尋常じゃない数の撮り鉄。明らかに珍しい獲物を狙っている感じのカメラの数。なにかの甲種輸送か?と思ったり。

すると乗っていた上野東京ラインが土呂駅に着いた時に、反対側のホームで「電車が通過します」というアナウンス。朝はこれでスペーシアと出会ったのですが、「今回はなに?!」と期待していたら、

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このヘッドマークは!「カシオペア」じゃあ~りませんか!撮り鉄の獲物はコレかだったのか!超大物でないの!どうやら、札幌雪まつりへのツアー客を乗せた「カシオペアクルーズ」らしい。もう運行してないのかと思ったら、たまに見ることができるんですね。

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去りゆく後ろ姿もキャッチ。とはいえ、相対速度はものすごく、車内からだとチャンと撮れるわけもなく。せめて向こう側の線路を走ってくれたら…でしたが、撮り鉄でもないし、出会えたこと自体がラッキー!です。

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見かけると思わずカメラを向けてしまう東京スカイツリー。まだ行ったことも登ったこともないです。見てるだけ。

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田端駅と西日暮里駅の間。常磐線から東北本線へつながる線路を走る貨物列車。コンテナ台車に珍しいコンテナ。調べてみたところ、産業廃棄物輸送用のコンテナのようです。

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東京駅での乗り換えは20分。この間にエクスプレス予約した切符を受け取って、食べ物買って…電車の中で調べると、どうやらGRANSTAというところへ行くといろいろお惣菜系が手に入るらしい。ところが、焦っていると「どこ?どこ?」という感じ。新幹線南乗り換え口から見渡すとecuteが目に入る。「そっちで行くか」と、混雑の中に飛び込んで買ったのは、結局、毎回これになってる気がする「豚めし」。豚のイラストが、「クレヨンしんちゃん」に出てくる「ぶりぶりざえもん」と、どことなく近い気がするのはなぜ?と思って見比べると…眉毛があるから?

帰りののぞみも、名古屋までは順調。そこから徐行運転に入り、京都駅に着いたのは10分遅れでした。
 
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